天神山城址（佐伯天神山）の登山口にバスでアクセスする方法

吉野川の清流を西に見下ろす佐伯天神山（409.2ｍ）。

和気町の市街地から国道374号線を8ｋｍほど北に上ったところにそびえ立つ急峻な山岳で、戦国時代には備前地方を治めた浦上氏が山城（天神山城）を築いたことでも知られる天嶮の要害として有名です。

（📷 画像は天神山城跡（佐伯天神山）の麓に祀られる天石門別神社）

ちなみに天神山城は、浦上宗景が尼子氏の侵攻による家中での勢力争いの際に宗家の浦上政宗に対抗するために築いた城郭で、宗景が毛利氏の助力を得て備前を統一した後、家臣の宇喜多直家の謀反に遭い激戦（天神山城の戦い）の後に落城するまでの間難攻不落を誇ったことで知られています。

そんな激戦の地である天神山（佐伯天神山）も現在では身近なハイキングスポットとして親しまれており、西側山麓の河本地区にある天石門別神社から西側尾根を直登するコースが表参道ルートとして整備されています。

登山口となる河本までは本数は少ないものの路線バスも乗り入れていますので公共交通機関を利用したハイキングも比較的簡単です（※ただしこの路線のバスは日祝は運休となるので注意が必要）。

そこで今回は、佐伯天神山の登山口となる天石門別神社に路線バスを利用してアクセスする方法をご紹介することにいたしましょう。

なお、今回は岡山駅発着のアクセス方法となりますので、福岡市内から岡山までのアクセス方法についてはこちらのページを参考にしてください。
▶ 福岡から岡山・倉敷にアクセスする方法※高速バス・ＪＲ

~ ＪＲ山陽本線の和気駅から和気町の赤磐市広域路線バスに乗る ~

岡山駅からＪＲ山陽本線（上り・相生方面行き）に乗車し、和気駅で下車する。

※運賃は500円。

📷 岡山駅。

📷 和気駅。

和気駅バス停から赤磐市の運行する「周匝」行き赤磐市広域路線バス（赤岩・和気線）に乗車し、河本で降車する。

※運賃は360円。

⌚ バスの時刻表を作りましたので参考にしてください。

⌚ 帰りの時刻表はこちらです。