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もうまな板はいらない(まな板を使わない野菜の切り方)

野菜の画像
「もうまな板はいらない」は、まな板を使わずに野菜を切るという、登山口ねっと!のストレンジなスピンオフ企画です。

キャンプなどアウトドアシーンのみならず日常生活でも使える・・・かどうかは定かではありませんが、ナイフを使った野菜のカット方法を動画でご紹介いたします。


もうまな板はいらない

~ まな板を使わない野菜の切り方 ~

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にんじん

(1)千切り(薄切り)

千切りは、いったん4~5cmほどの長さで切り落としたものを縦にスライスし、そのスライスした板状の部分を縦に切り落とすように刻んでいきます。

(2)みじん切り

ニンジンのみじん切りは(1)で千切りにした部分をさらに親指の腹の部分で細かく刻んでいきます。

(3)ささがき

にんじんの”ささがき”はゴボウを削る感覚で先端から切り落としていくだけです。

(4)いちょう切り

いったん適宜の厚さに輪切りにした部分を扇状に切り落とせば”いちょう切り”になります。

たまねぎ

(1)千切り(薄切り)

玉ねぎの千切りは、まず最初にタマネギの外周に縦に3本ほどタマネギ1枚分の厚さの切れ目を入れ、外側から1枚ずつ順にはぎ取ってから、そのはぎ取った4枚を重ねたうえで端から薄くスライスしていきます。ちなみに、このように外側から1枚ずつはぎ取っていく切り方であれば残った部分に切断面がないので酸化しにくくなって長く保存できますし、ラップを使わなくても臭い移りしないというメリットもあります。

(2)みじん切り

タマネギのみじん切りは(1)でスライスした部分を更に親指の腹の部分で刻んでいきます。

※なお、私が紹介しているこの切り方はあくまでもアウトドアにおける1人分の調理を想定したものであり、タマネギ丸々1個分をみじん切りにするような場面を想定しているものではありません(※場面としては1週間程度の縦走でタマネギを1個持参して入山し少しずつ調理して下山するまでに使い切るようなケースを想定しています)。家庭における家族の分も含めた調理の際にまな板を使いたくない場合の切り方については、ユーチューブなどでタマネギをまるごと1個ナイフでみじん切りにするトルコ人の動画がアップされていますのでそちらを参考にされた方がよいかと思います(※私も自宅で1個まるごとみじん切りにする場合はトルコの方と同じ切り方で切っています)。

ピーマン

(1)千切り(薄切り)

ピーマンの千切り(薄切り)は、まずヘタの部分を切り落とし、種の部分をほじくり出したうえで中心部分から縦に2当分に分離したうえで縦にスライスしていきます。縦にスライスする時は切断面のある方からナイフの刃を当てると刃が入りやすくなります。

なお、実際に登山でピーマンをもっていく場合は、自宅で種の部分だけほじくり出しておく方がゴミの始末の必要がなく便利だと思います。

(2)みじん切り

(1)で千切り(薄切り)した部分を更に親指の腹の部分で細かく刻んでいくと”みじん切り”になります。

だいこん

(1)拍子木切り(ひょうしぎぎり)

大根の”拍子木切り”は、まず適宜の長さ(5㎝程度)に輪切りにして”かつらむき”の感覚で皮をむきます。皮をむいたら適宜の厚さに縦にスライスし、そのスライスした部分を更に適宜の太さに縦にスライスしてください。なお、繊維に垂直に切りたい場合は皮をむいた後に横にスライスして適宜の太さにスライスしてください。

(2)いちょう切り

大根の”いちょう切り”も、まず適宜の長さ(5㎝程度)に輪切りにして”かつらむき”の感覚で皮をむきます。皮をむいたら適宜の厚さに輪切りにし、その輪切りにした部分を4等分に切り分けるだけで”いちょう切り”の完成です。

じゃがいも(メークイン含む)

さいの目切り

ジャガイモの”賽の目切り”は、まず皮をむき、適宜の厚さで輪切りにした部分を更に”拍子木切り”にして適宜の大きさに切り分けます。

トマト

トマトはやわらかいので切りにくい野菜です。切断面のない「最初の一刀」が入りにくいので注意してください。

その他の野菜

(1)サニーレタス

サニーレタスは適宜の大きさにナイフで切り取ってください。まぁ…ナイフなど使わなくても手でちぎれば済む話ですが……。

フルーツ

(1)オレンジ

オレンジは外の厚い皮の部分を最初にりんごの皮むきの要領で向いてしまえばあとはミカンと同じように素手でむいて食べることができます。

野菜・果物以外

(1)ソーセージ・チーカマ

ソーセージ類(チーカマ含む)は親指の腹の部分で細かく刻んでください。

(2)フランスパン

フランスパンはやわらかいので切りにくいですが、ナイフの刃を細かく縦に動かして切ります。