引田鼻の丘に築かれた播磨灘制海権の拠点、引田城(82.3m)。
戦国期には秀吉の家臣、仙石秀久と長曽我部元親の軍勢が攻防を繰り広げた阿波讃岐の要衝です。
現在は数か所に残る石垣が当時の面影を伝えるだけになってしまいましたが、城トレハイカー(城跡トレッキングハイカー)には垂涎のトレッキングスポットではないでしょうか。
(📷 画像は引田港から見る城山(引田城趾))
引田城址はJR高徳線の引田駅から徒歩圏内にありますので、公共交通機関を利用したハイキングも非常に簡単です。
そこで今回は、引田城跡の登り口に引田駅から歩いてアクセスする方法をご紹介することにいたしましょう。
なお、今回は高松発着のアクセス方法となりますので、高松までのアクセス方法についてはこちらの記事を参考にしてください。
▶ 福岡・小倉から香川の高松・丸亀・坂出にアクセスする方法
▶ 松山から高松・丸亀にアクセスする方法(JR・高速バス)
登山口データ | |
アクセス難易度 | 😭😭 |
山岳名 | 城山(引田城趾) |
登山口名 | 引田城趾登り口、引田灯台登り口 |
最寄バス停 | – |
最寄駅 | 引田駅(JR高徳線) |
引田城趾の登山口 田ノ浦キャンプ場にアクセスする方法
~ 引田駅から歩く ~
STEP1
(高松駅から引田駅まで)
高松駅からJR高徳線(下り)に乗車し、引田駅で下車する。
※ 運賃は950円(※特急うずしおに乗車する場合は特急券1,270円が別途必要)。
STEP2
(引田駅から田ノ浦キャンプ場まで)
引田駅から引田城趾の登り口を経て田ノ浦キャンプ場の灯台登山口まで歩く。
(1)引田城址の南側から登る場合
引田駅でJRを下車したら、駅前の信号から商店街に入り、「引田の町並」の方に歩いてください。
引田の古い町並は狭い路地が入り組んでおり、説明するのが面倒なので細かい道順は省略しますが、下に挙げているグーグルマップの道順のようにいったん海側に進んで海岸を右に見ながら歩くと迷いにくいと思います。
引田城趾の登り口は、引田港のすぐ先にあります。ちなみにココは引田城跡の東側の登り口となります。
引田駅から引田城址の南側の登山口までの道順はこんな感じです。
(2)引田城址の「北の郭」に登る場合
(1)でレポートした引田城址の南側の登山口から入山しないでさらに車道を道なり500mほど歩いたところで突き当たるT字路を右折して50mほど歩くと車道の右側に階段があります。ここが引田城の「北の郭」への登り口となりますので、「北の廓」に直登する場合はここからハイキングコースに入ってください。
引田城址の南側の登山口から「北の郭」の登り口までの道順はこんな感じです。
(3)引田城址の西側の灯台登山口(田ノ浦キャンプ場)から登る場合
「北の郭」の登り口からさらに車道を奥に進み、200mほど海岸の方に下りていくと、田ノ浦キャンプ場があります(※田ノ浦キャンプ場は使用料無料で予約も必要なし。トイレもあります。芝生はよく手入れされており、とても無料とは思えないキャンプ場です。)。
引田灯台への登り口は、田ノ浦キャンプ場の海岸沿いの一番端(東側)にあり、ここからも引田城跡に登ることができます。
引田城址の「北の郭」の登り口から田ノ浦キャンプ場までの道順はこんな感じになります。
ワンポイントアドバイス
引田城趾の案内板について
ついでに、引田城跡の登り口に設置されている案内板を挙げておきます。
※案内板の現在地は、引田城跡の東側の登り口(引田港側の登り口)を指しています。
蛇足
大池オートキャンプ場について
田ノ浦キャンプ場から少し国道側に戻ったところには大池オートキャンプ場もあります。
こちらは有料です。