高野山町石道の登山口九度山の慈尊院にアクセスする方法

古くから高野山への参拝道として歩かれてきた高野山町石道。

高野山まで続く参道沿いに１８０基の梵字が彫られた町石が立ち並ぶ、巡礼の古道です。

高野山町石道の登山口は空海の母が住んでいたとされる慈尊院にあり、南海電鉄の九度山駅から徒歩でアクセスすることも可能です。

（📷 画像は慈尊院の多宝塔。奥に見える石段の中ほどに高野山町石道の入口があります。）

そこで今回は、高野山町石道の登山口となる慈尊院にアクセスする方法をご紹介いたしましょう。

なお、今回は和歌山駅発着のアクセス方法となりますので、和歌山までのアクセス方法についてはこちらのページを参考にしてください。
▶ 大阪から和歌山にアクセスする方法（ＪＲ・南海電車）

ちなみに、高野山から下山する場合の町石道の入口（下山口）についてはこちらのページを参考にしてください。
▶ 弁天岳（嶽弁天）の登山口高野山の大門にアクセスする方法

~ 南海高野線の九度山駅から歩く ~

和歌山駅からＪＲ和歌山線（五条方面行き）に乗車し、橋本駅で南海高野線に乗り換えて、九度山駅で下車する。

※ 運賃はＪＲ区間が840円、南海区間が260円。

📷 南海電鉄の九度山駅。

九度山駅から高野山町石道の登山口となる慈尊院まで歩く。

九度山駅で南海電車を下車したら、駅前の坂道を下ってください。

坂の下に交差点があるので、そのまま直進します。

県道4号線の分岐を示す標識が出たら、左折して「和歌山」「かつらぎ」方面に進んでください。

橋を渡ったすぐの交差点は直進し…

その先の分岐も直進し…

その先の分岐を左折して道なりに進むと…

慈尊院に到着。

慈尊院の境内に入り、多宝塔の奥にある…

丹生管省符神社への石段を上って行くと…

石段の中ほどの右側に…

高野山町石道の入口があります。

九度山駅から慈尊院までの道順はこんな感じです。

蛇足

真田昌幸・幸村ゆかりの地、真田庵について

九度山駅から高野山丁石道の登山口に行く途中には関ヶ原で西軍についた真田昌幸・幸村（信繁）親子が蟄居を命じられた場所として知られる真田庵があります。

ちなみに真田庵についてはこちらのページでもレポートしています

真田庵の場所はココです。