東京の檜原村と神奈川の上野原市の境界上に連なる浅間峠（821m）と熊倉山（966m）。
関東ふれあいの道として整備された”富士見のみち”のルート上にあることから、週末には多くのハイキング愛好家が訪れる関東でも有数のトレッキングスポットとして親しまれています。
関東ふれあいの道の”富士見のみち”は、東の陣馬高原から和田峠に登り、連行峰や熊倉山を経由して浅間峠から上川乗に下山するというのが一般的な順路となるようですので、このコースを逆方向に進む場合は上川乗からほど近い場所にある浅間峠と熊倉山への登山道の入口が登山口となります。
（📷 画像は上川乗の浅間峠・熊倉山登山口から見る登山道と登山コースの距離を示す道標。浅間峠まで２ｋｍ、熊倉山まで４．２ｋｍの表示が見えます。）
上川乗まではＪＲの武蔵五日市駅から路線バスも乗り入れていますので、公共交通機関を利用したハイキングも何ら問題ありません。
そこで今回は、浅間峠と熊倉山（および関東ふれあいの道の”富士見のみち”）の登山口となる上川乗に路線バスを利用してアクセスする方法をご紹介いたしましょう。
なお、今回は新宿駅発着のアクセス方法となりますので、福岡市内から新宿（東京）までのアクセス方法についてはこちらのページを参考にしてください。
▶ 福岡から東京にアクセスする方法（ジェットスター航空を使う）
ちなみに、”富士見のみち”を東の和田峠（陣馬高原下）方面から登る場合はこちらのページを
▶ 富士見のみち・陣馬山の登山口 和田峠にアクセスする方法
また、笹平から市道山や吊尾根を経由する場合はこちらのページを参考にしてください。
▶ 市道山・生藤山の登山口 笹平にバスでアクセスする方法
| 登山口データ | |
| アクセス難易度 | 😭😭 |
| 山岳名 | 浅間峠、熊倉山、生藤山、富士見のみち（関東ふれあいの道） |
| 登山口名 | 上川乗 |
| 最寄バス停 | 上川乗バス停（西東京バス・数馬線） |
| 最寄駅 | 武蔵五日市駅（ＪＲ五日市線） |
浅間峠・熊倉山の登山口 上川乗にバスでアクセスする方法
~ 武蔵五日市駅から路線バスに乗る ~
ＳＴＥＰ１
（新宿駅から武蔵五日市駅まで）
西武電鉄を利用する場合
西武新宿駅から西武新宿特急（拝島行き）に乗車し、拝島駅でＪＲ五日市線に乗り換えて、終点の武蔵五日市駅で下車する。
※ 運賃は660円（西武区間440円、ＪＲ区間220円）。
※その他、新宿駅（ＪＲ）→高田馬場（西武）→小平（西武）→拝島（ＪＲ）→武蔵五日市などの乗換方法もあります（770円）。
京王線を利用する場合
新宿駅から京王線特急に乗車し、分部河原駅でＪＲ南武線（立川行き）に、立川駅でＪＲ青梅線（青梅行き）に、拝島駅でＪＲ五日市線に乗り換えて、終点の武蔵五日市駅で下車する。
※ 運賃は690円（京王線区間290円、ＪＲ区間400円）。
全ての路線でＪＲを利用する場合
新宿駅からＪＲ中央線に乗車し、立川駅でＪＲ青梅線に、拝島駅でＪＲ五日市線に乗り継いで、終点の武蔵五日市駅で下車する。
※ 運賃は820円。
📷 新宿駅。
📷 武蔵五日市駅。
ＳＴＥＰ２
（武蔵五日市駅から上川乗まで）
武蔵五日市駅バス停から西東京バスの運行する「数馬」行き路線バスに乗車し、上川乗で降車する。
※ 上川乗までの運賃は720円。
📷 武蔵五日市駅バス停（https://goo.gl/maps/FHz05）。
📷 上川乗バス停（https://goo.gl/maps/uoHS5vEz3btLbxww8）。
⌚ 路線バスの時刻表は、数馬温泉へのアクセス方法をレポートしたこちらのページに掲載しています。
▶ 三頭山・槇寄山（笹尾根）の登山口 数馬温泉にアクセスする方法
ＳＴＥＰ３
（上川乗バス停から登山口まで）
上川乗バス停から浅間峠・熊倉山の登り口まで歩く。
上川乗でバスを降車したら、バス停前の車道（都道33号線）を数馬方面に（バスの進行方向に）進みましょう。
バス停のすぐ先に数馬と上野原の分岐（上川乗交差点）がありますのでこの分岐を左に進み、上野原方面に歩いてください。
あとは道なりに車道（都道33号線）を進むだけです。
上川乗のバス停から500ｍほど歩いたら、Ｓ字カーブの坂を上ったところの車道左側に７～８台ほどの駐車スペースがありますので…
この駐車スペースに入って山側の斜面左側から登山道に取り付いてください。
上川乗バス停から浅間峠・熊倉山の登り口までの道順はこんな感じです。
参考サイト
ＪＲ東日本
https://www.jreast.co.jp/