愛知県の設楽町の山中にひっそりと佇む知生山(860.3m)。
県道10号線と県道427号線が出合うところに位置する山岳で、愛知県内ではマイナーな山岳ながらもベテランハイカーに比較的多く登られている奥三河の秀峰として知られています。
登山ルートは県道10号線の谷合から東の林道を入った知生地区からピストンするコースが比較的多く歩かれているようで、公共交通の便が悪いことからアクセスにはマイカーやレンタカーを利用するのが一般的となっています。
(📷 画像は知生の集落の民家の裏にある知生山の登山道入口)
もっとも、県道10号線の谷合には、本数は少ないものの設楽町の田口と津具地域を結んでいる町営バス(基幹バス:おでかけ北摂)が停車しますので、公共交通機関を利用したハイキングも不可能ではありません。
そこで今回は、設楽町の知生山の登山口に路線バスとコミュニティバスを乗り継いでアクセスする方法をご紹介することにいたしましょう。
なお、今回は名古屋駅発着のアクセス方法となりますので、福岡市内から名古屋までのアクセス方法についてはこちらのページを参考にしてください。
▶ 福岡から名古屋にアクセスする方法(ジェットスター航空を使う)
登山口データ | |
アクセス難易度 | 😭😭😭 |
山岳名 | 知生山 |
登山口名 | 知生山登山道入口 |
最寄りバス停 | 谷合バス停(おでかけ北設:津具線) |
最寄り駅 | 本長篠駅(JR飯田線) |
知生山の登山口に設楽町の町営バスでアクセスする方法
~ 本長篠駅から路線バスとコミュニティバスを乗り継ぐ ~
STEP1
(名古屋駅から本長篠駅まで)
名鉄線を利用する場合
名鉄名古屋駅から名鉄本線(豊橋行き)に乗車し、国府駅で名鉄豊川線(豊川稲荷方面行き)に乗り継いで、豊川稲荷駅(JR豊川駅)でJR飯田線(天竜峡方面行き)に乗り換えて、本長篠駅で下車する。
※ 運賃は1,610円(名古屋~豊川稲荷1,110円、豊川~本長篠500円)。
JR線を利用する場合
名古屋駅からJR東海道本線(豊橋行き)に乗車し、豊橋駅でJR飯田線(天竜峡行き)に乗り換えて、本長篠駅で下車する。
※ 運賃は1,940円。
STEP2
(本長篠駅前から田口まで)
本長篠駅前バス停から豊鉄バスの運行する「田口」行き路線バス(田口新城線)に乗車し、終点の田口で降車する。
📷 運賃は920円。
📷 本長篠駅前バス停(https://goo.gl/maps/okRqTfEMy7H2)。
※バス停は駅前ではなく本長篠駅前の車道を北に100mほど歩いたところにありますのでご注意ください。
📷 田口バス停(https://goo.gl/maps/Q1ZrYA28EM92)。
※田口バスターミナルとも呼ばれます。
⌚ 路線バスの時刻表はこちらのページに掲載したものを参考にしてください。
▶ 丸山の登山口 つぐ高原グリーンパークにバスでアクセスする方法
STEP3
(田口から谷合まで)
田口バス停から設楽町・東栄町・豊根村が共同で運行する「おでかけ北設(北設楽郡公共交通)」の「下津具」行き基幹バス(津具線※豊鉄バスに運行委託)に乗車し、谷合で降車する。
※ 運賃は200円。
📷 田口バス停(https://goo.gl/maps/Q1ZrYA28EM92)。
📷 谷合バス停(https://goo.gl/maps/q7SxryDw6UF2)。
⌚ 基幹バスの時刻表はこちらのページに掲載したものを参考にしてください。
▶ 丸山の登山口 つぐ高原グリーンパークにバスでアクセスする方法
STEP4
(谷合バス停から知生山の登山口まで)
谷合バス停から知生山の登山道入口まで歩く。
谷合でバスを降車したら、バス停横のT字路を左に入り、林道を道なりに奥に進んでください。
谷合バス停から知生山の登山道入口までの道順はこんな感じです(※グーグルマップの都合上、登山道入口に民家の手前の坂道の入口までの道順)。
ワンポイントアドバイス
知生の集落周辺のダム建設予定について
上記でご紹介した知生の集落は設楽ダム建設の予定地となっており将来的に水没するらしいので、今後はアクセスできなくなると思われます(※正確な情報は設楽町の役場でご確認ください)。
周辺はしだれ桜があちこちに植えられていてとても綺麗なのですが、このような風景もいずれ見れなくなることでしょう。
参考サイト
名古屋鉄道(名鉄)
https://top.meitetsu.co.jp/