奥多摩湖の北東に鎮座する六ツ石山(1478.8m)。
百名山の雲取山の前衛法的存在の中級山岳で、奥多摩山系を代表する石尾根の縦走コース上に位置していることから、登山やトレッキングだけでなくトレイルランニングの練習コースとしても利用されることの多い首都圏でも有数のアウトドアスポットです。
東京でも人気の山岳だけあって登山コースも複数あるようですが、奥多摩駅から石尾根に直接アプローチして六ツ石山を目指す場合には、奥多摩駅の西側にある羽黒三田神社の表参道入口から林道不老線に入り、石尾根への登山ルートに入るコースが多く利用されているようです。
(📷 画像は六ツ石山の登山口に行く途中にある羽黒三田神社。ここからさらに登山道と林道を歩いて登山口のある林道不老線を目指すことになります。)
このコースは、六ツ石山から鷹ノ巣山を経て雲取山に縦走する石尾根の長距離縦走コースの入山ルートにもなっていますので、六ツ石山だけでなく鷹ノ巣山や雲取山を目指す健脚登山者にも比較的多く歩かれているベテラン登山者向けの登山コースと言えるでしょう。
そこで今回は、六ツ石山の登山口となる羽黒三田神社の表参道入口と林道不老線にJR奥多摩駅から歩いてアクセスする方法をご紹介いたしましょう。
なお、今回は新宿駅発着のアクセス方法となりますので、福岡市内から新宿(東京)までのアクセス方法についてはこちらのページを参考にしてください。
▶ 福岡から東京にアクセスする方法(ジェットスター航空を使う)
ちなみに、六ツ石山に奥多摩湖側の水根にある奥多摩むかし道の入口から入山する場合はこちらのページを参考にしてください。
▶ 六ツ石山・鷹ノ巣山の登山口 水根にアクセスする方法
登山口データ | |
アクセス難易度 | 😭😭 |
山岳名 | 六ツ石山、三ノ木戸山、石尾根、鷹ノ巣山、雲取山 |
登山口名 | 羽黒三田神社、林道不老線 |
最寄バス停 | 奥多摩駅バス停(西東京バス – 奥多摩湖・丹波線など) |
最寄駅 | 奥多摩駅(JR青梅線) |
六ツ石山の登山口 羽黒三田神社と林道不老線にアクセスする方法
~ 奥多摩駅から歩く ~
STEP1
(新宿から奥多摩駅まで)
全ての路線でJRを利用する場合
新宿駅からJR中央線に乗車し、立川駅でJR青梅線に乗り継いで、終点の奥多摩駅で下車する。
※ 運賃は1,080円。
京王線を利用する場合
新宿駅から京王線特急に乗車し、分部河原駅でJR南武線(立川行き)に、立川駅でJR青梅線(青梅行き)に乗り継いで、終点の奥多摩駅で下車する。
※ 運賃は1,000円(京王線区間280円、JR区間720円)。
西武電鉄を利用する場合
西武新宿駅から西武新宿特急(拝島行き)に乗車し、拝島駅でJR青梅線に乗り換えて、終点の奥多摩駅で下車する。
※ 運賃は990円(西武区間440円、JR区間550円)。
※その他、新宿駅(JR)→高田馬場(西武)→小平(西武)→拝島(JR)→奥多摩などの乗換方法もあります(1,100円)。
STEP2
(奥多摩駅から羽黒三田神社を経由して林道不老線まで)
奥多摩駅から羽黒三田神社を経由して六ツ石山の登山口となる林道不老線まで歩く。
奥多摩駅でJRを下車したら、駅前の車道を南に進んでください。
その先の橋(氷川大橋)を渡ったところの日原街道入口の交差点についたら、交差点の右斜め前の小路に入り…
奥多摩駅からここまでの道順はこんな感じです。
階段を登り車道に出たら右の方に進んでください。あとは坂道をひたすら道なりに上って行きましょう。
(この右側に元巣の森のスギがあります)
(※ここが羽黒三田神社の表参道入口となります)
先ほどの階段を上がって車道に出た地点からここまでの道順はこんな感じです。
先ほどの地蔵堂横から登山道に入り、登山道を200mほど上るとコンクリートの階段が見えたら羽黒三田神社に到着です。
一休憩を入れたら、本殿の右横からさらに登山道を奥に進みます。
車道に出て500mほど歩いたら、車道が鋭角に右カーブするところで林道不老線の入口に出合いますので、ここから林道不老線に入ってください。
林道不老線を100mほど奥に進んだら、林道の右側に六ツ石山と石尾根縦走路の登山道の入口があります。
あとは道標や登山地図を確認して石尾根から六ツ石山や鷹ノ巣山、雲取山を目指してください。
(※トイレはありません。なお、周辺はツキノワグマの生息域となっていますので熊鈴を忘れないよう注意してください。)
羽黒三田神社の本殿の先で車道に出たところから六ツ石山の登山口までの道順はこんな感じになります。
参考サイト
JR東日本
https://www.jreast.co.jp/