笛吹市と富士河口湖町の境界上に連なる大栃山(1392m)と釈迦ヶ岳(1641m)。
河口湖を南に見下ろす中級山岳で、その展望の良さと甲府や河口湖周辺の市街地からのアクセスの良さから多くの登山愛好家に親しまれている山梨でも有数のハイキングスポットとして知られています(※ちなみに大栃山は黒駒富士の別名を持つ山梨百名山の主峰として有名)。
大栃山と釈迦ヶ岳の登山ルートはいくつかありますが、山頂まで比較的短時間で登りたい場合は大栃山と釈迦ヶ岳のちょうど中間に位置する檜峯神社を起点に登山コースに入るのが一般的です。
(📷 画像は大栃山と釈迦ヶ岳の登山口となる檜峯神社の拝殿)
登山口となる檜峯神社に直接アクセスする路線バスはないためアクセスにはマイカーを利用するのが一般的ですが、北側麓を走る国道137号線の桧峯神社入口までは路線バスも運行されていますので公共交通機関を利用したアクセスもそれほど難易度は高くありません。
そこで今回は、大栃山と釈迦ヶ岳の登山口となる檜峯神社に路線バスを利用してアクセスする方法をご紹介することにいたしましょう。
なお、今回は東京(新宿)発着のアクセス方法となりますので、福岡から東京(新宿)までのアクセス方法についてはこちらのページを参考にしてください。
▶ 福岡から東京にアクセスする方法(ジェットスター航空を使う)
登山口データ | |
アクセス難易度 | 😭😭 |
山岳名 | 大栃山、釈迦ヶ岳 |
登山口名 | 檜峯神社(ひみねじんじゃ) |
最寄りバス停 | 檜峯神社前バス停(富士急山梨バス:甲府線) |
最寄り駅 | 河口湖駅(富士急河口湖線) |
大栃山・釈迦ヶ岳の登山口 檜峯神社にバスでアクセスする方法
~ 河口湖駅から路線バスに乗る ~
STEP1
(新宿から河口湖駅まで)
バスタ新宿から京王バス東・富士急山梨バス・フジエクスプレスの共同運行する「富士五湖」行き高速バス(新宿~富士五湖線)に乗車し、河口湖駅で降車する。
※ 運賃は1,750円。
📷 バスタ新宿(新宿駅新南口)(https://goo.gl/maps/qLxVoiUXqBz)。
📷 河口湖駅バス停(https://goo.gl/maps/3ugrY2YWQmS2)。
⌚ 高速バスの時刻表は後述の参考サイトから富士急バスのサイトにアクセスして各自お調べください。
STEP2
(河口湖駅から檜峯神社前まで)
河口湖駅バス停から富士急山梨バスの運行する「甲府駅」行き路線バスに乗車し、「桧峯神社前」で降車する。
※ 運賃は920円。
📷 河口湖駅バス停(https://goo.gl/maps/3ugrY2YWQmS2)。
📷 檜峯神社前バス停(https://goo.gl/maps/23ddDZkD5jT2)
⌚ 路線バスの時刻表は後述の参考サイトから富士急山梨バスのサイトにアクセスして各自お調べください。
STEP3
(檜峯神社前から檜峯神社まで)
檜峯神社前バス停から大栃山と釈迦ヶ岳の登山口となる檜峯神社まで歩く。
檜峯神社前でバスを降車したら、バス停前から横の坂道を上がってください。
国道137号線のバイパスまで上がったらそのまま国道を横切って細い道に入りましょう。
林道を奥に進むとゲートがありますがカギは掛かっていないので問題ありません。
(※通った後は必ず閉めましょう)
林道の途中で分岐がありますが、ここは左の方に道なりに進んでください。
林道の途中には檜峯神社の鳥居もありますので一応くぐっておきましょう。
檜峯神社まで舗装された林道が通じていますが、途中から檜峯神社に向かう登山道もありますので極力林道を歩きたくない場合は登山道の方には行っても良いかもしれません。
林道をひたすら1時間ほど道なりに上がって行くと、檜峯神社に到着です。
桧峯神社前バス停から釈迦ヶ岳の登山口となる桧峯神社までの道順はこんな感じです(※グーグルマップの都合上、桧峯神社に行く林道の入口までの道順)。
ワンポイントアドバイス
檜峯神社境内のキャンプ場について
檜峯神社の駐車場のすぐ横の平坦地はキャンプ場になっていてテント泊OKのようです。
※ただし、熊が生息する地域なので注意が必要でしょう。
檜峯神社の水場について
水は薬王水という湧水が豊富に出ています。水量が豊富なので涸れることはないのではないかと思われます。
檜峯神社のトイレについて
トイレはもちろん「ポットン」ですが比較的綺麗に清掃されています。ただしトイレットペーパーは必携です。
檜峯神社の駐車場について
檜峯神社の駐車場は10台ほど停められると思います。
参考サイト
富士急バス
https://bus.fujikyu.co.jp/
NAVITIME
http://transfer.navitime.biz/fujikyu/pc/map/Top
※富士急行バスのバス停間の発着時刻が検索できます。