設楽町の南西部に位置する笹頭山(759.7m)。
登山ルートは笹頭山南山麓にある奉納歌舞伎で有名な田峯観音を起点とするコースが一般的に歩かれていますが、田峯観音のすぐ近くに戦国武将の菅沼氏が築城した田峯城(跡)も復元されていることから、多峯城・多峯観音・笹頭山の3か所を順に周遊するのがこのエリアのオーソドックスなトレッキングコースとなっているようです。
(📷 画像は大駐車場から見る田峯観音)
登山口となる多峯観音へのアクセスはマイカーやレンタカーを利用すると便利ですが、本数は少ないものの国道257号線の田峯への入口付近まで路線バスも乗り入れていますので、公共交通機関を利用したハイキングも不可能ではありません。
そこで今回は、設楽町の笹頭山の登山口となる田峯観音と田峯城跡に路線バスを利用してアクセスする方法をご紹介することにいたしましょう。
なお、今回は名古屋駅発着のアクセス方法となりますので、福岡市内から名古屋までのアクセス方法についてはこちらのページを参考にしてください。
▶ 福岡から名古屋にアクセスする方法(ジェットスター航空を使う)
登山口データ | |
アクセス難易度 | 😭😭😭 |
山岳名 | 笹頭山(ささのずやま)、多峯城(跡※復元) |
登山口名 | 笹頭山登山道入口、多峯観音(だみねかんのん) |
最寄りバス停 | 田峯、呼間バス停(豊鉄バス:田口新城線) |
最寄り駅 | 本長篠駅(JR飯田線) |
笹頭山の登山口 田峯観音と多峯城跡にバスでアクセスする方法
~ 本長篠駅から路線バスに乗り、滝上バス停から歩く ~
STEP1
(名古屋駅から本長篠駅まで)
名鉄線を利用する場合
名鉄名古屋駅から名鉄本線(豊橋行き)に乗車し、国府駅で名鉄豊川線(豊川稲荷方面行き)に乗り継いで、豊川稲荷駅(JR豊川駅)でJR飯田線(天竜峡方面行き)に乗り換えて、本長篠駅で下車する。
※ 運賃は1,610円(名古屋~豊川稲荷1,110円、豊川~本長篠500円)。
JR線を利用する場合
名古屋駅からJR東海道本線(豊橋行き)に乗車し、豊橋駅でJR飯田線(天竜峡行き)に乗り換えて、本長篠駅で下車する。
※ 運賃は1,940円。
STEP2
(本長篠駅から田峯または呼間まで)
本長篠駅前バス停から豊鉄バスの運行する「田口」行き路線バス(田口新城線)に乗車し、田峯または呼間で降車する。
※ 田峯までの運賃は690円、呼間までは750円。
※バス停は駅前ではなく本長篠駅前の車道を北に100mほど歩いたところにありますのでご注意ください。
⏰ 路線バスの時刻表はこちらのページに掲載したものを参考にしてください。
▶ 丸山の登山口 つぐ高原グリーンパークにバスでアクセスする方法
STEP3
(田峯または呼間バス停から笹頭山の登山口まで)
田峯または呼間バス停から笹頭山の登山口まで歩く。
田峯バス停から田峯城・田峯観音を経由する場合
田峯観音に向かう場合は三叉路をそのまま直進しましょう。
後は道なりに林道を上っていきましょう。
田峯バス停から田峯城、多峯観音を経由して笹頭山の登山口まで歩く場合の道順はこんな感じです(※グーグルマップの都合上、登山口への林道の入口までの道順)。
呼間バス停から歩く場合
呼間バス停から笹頭山の登山口までの道順はこんな感じです(※グーグルマップの都合上、林道の入口までの道順)。
ワンポイントアドバイス
田峯城について
田峯城は菅沼定信によって築かれた山城で、築城後は菅沼氏の居城として戦国期まで利用された名城です。
現在は本丸御殿などが復元されていますので興味がある人は足を運んでみるのも良いでしょう(※見学料210円が必要)。
参考サイト
名古屋鉄道(名鉄)
https://top.meitetsu.co.jp/
JR東日本
https://www.jreast.co.jp/