鹿ヶ瀬峠越え（熊野古道）の登り口 東の馬留王子跡へのアクセス

鎌倉の歌人、藤原定家に「崔巍の嶮岨」と詠われた鹿ヶ瀬の大峠。

熊野古道屈指の難所として巡礼者を悩ませた峠路です。

熊野古道の順路どおり北側から鹿ヶ瀬峠を超える場合は、北側山麓の河瀬地区から登り始めるコースが通常の登山ルートとなっており、河瀬王子跡から東の馬留王子跡を経て鹿ヶ瀬の大峠を目指します。

（📷 画像は鹿ヶ瀬峠越えの登り口にある馬留王子跡。）

東の馬留王子跡の近くまでは路線バスも運行されているので、公共交通機関を利用したアクセスも可能です。

そこで今回は、熊野古道の鹿ヶ瀬峠越えの登り口となる東の馬留王子跡に路線バスを利用してアクセスする方法をご紹介いたしましょう。

なお、今回は和歌山駅発着のアクセス方法となりますので、和歌山までのアクセス方法についてはこちらのページを参考にしてください。
▶ 大阪から和歌山にアクセスする方法（ＪＲ・南海電車）

ちなみに、鹿ヶ瀬峠越えに南側の金魚茶屋跡方面から登る場合はこちらのページを参考にしてください。
▶ 鹿ヶ瀬峠越え（熊野古道）の登り口 金魚茶屋にアクセスする方法

鹿ヶ瀬峠越え（熊野古道）の登り口 東の馬留王子跡へのアクセス

~ 湯浅駅前から路線バスに乗る ~

ＳＴＥＰ１
（和歌山駅から湯浅駅まで）

和歌山駅からＪＲ紀勢本線（御坊行き）に乗車し、湯浅駅で下車する。

※ 運賃は680円。

📷  ＪＲ湯浅駅。

 

 

 

ＳＴＥＰ２
（湯浅駅から河瀬橋まで）

湯浅駅バス停から御坊南海バスの運行する「権保橋」行き路線バス（湯浅線）に乗車し、河瀬橋で降車する。

※ 運賃は260円。

📷 湯浅駅バス停（https://goo.gl/maps/thVjBHJnwGH2）。

 

 

📷 河瀬橋バス停（https://goo.gl/maps/Ty2dWVdM7BB2）。

 

 

 

⌚ 路線バスの時刻表を作りましたので参考にしてください。

⌚ 帰りの時刻表はこちらです。

ＳＴＥＰ３
（河瀬橋バス停から東の馬留王子跡まで）

河瀬橋バス停から鹿ヶ瀬峠越えの登り口となる東の馬留王子跡まで歩く。

河瀬橋でバスを降車したら、バス停前の車道を南に進んでください。

 

 

すぐ先で車道と出合うので、車道を横断して前方の橋を渡りましょう。

 

 

橋を渡ったら右折。

 

 

そのすぐ先にある小さな橋を渡ったところが河瀬王子跡です。

 

 

河瀬王子跡の前を通って車道を南に進んだら、すぐに車道に出合うので右折し、道なりに真っ直ぐ進んでください。

 

 

その先にＴ字路がありますが、ここはそのまま直進です。

 

 

さらに道なりに車道を進んでいくと、馬留王子跡に到着。

 

 

馬留王子跡の石碑のすぐ先の分岐を右に進めば…

 

 

熊野古道の鹿ヶ瀬峠越えの上り口に到着、あとは道なりに峠を目指して歩いてください。

 

 

 

河瀬橋バス停から東の馬留王子跡までの道順はこんな感じです（グーグルマップの都合上、河瀬王子跡を経由しない道順になっています）。

蛇足

株式会社タストさんの提供する無料のミネラルウォーター「癒しの水」を飲もう！！

河瀬橋バス停の少し北側の左手にある株式会社タストさんでは、地下100ｍから汲み上げた霊泉水が無料で提供されています。

水汲み場は会社の敷地内にありますが、㈱タストさんの指定する時間帯（月~金の09:00~16:00）であれば自由に出入りして汲み取ることが出来ます。

※水汲み場は正門を入ってすぐ左側です。会社敷地内でありフォークリフトやトラックなども運転されていますので、業務の邪魔にならないよう注意しましょう。

河瀬橋バス停から株式会社タストさんまでの道順はこんな感じです。

参考サイト

ＪＲ西日本
https://www.westjr.co.jp/

御坊南海バス
http://www.g-nankai.co.jp/