桐生の市街地の北に築かれた柄杓山城(361m)。
室町期に周辺を統治した桐生氏によって築城された山城で、戦国時代には金山城(新田金山城)の由良氏との間で争奪戦が繰り広げられた天険の要害として知られています。
山中に曲輪跡などが残されている杓子山城跡は現在では遊歩道の整備されたハイキングスポットとなっており、市街地から比較的近いことから歴史好きのハイカーも気軽に訪れることのできるアウトドアスポットとして密かな人気があります。
(📷 画像は杓子山城跡の遊歩道入口。ハイキングコースの案内板も設置されているので安心です。)
そんな杓子山城跡のハイキングコースは、杓子山城の東山麓を南北に走る県道66号線からアプローチする野が一般的。
本数は少ないものの県道66号線を走る桐生市の「おりひめバス」を利用することもできることから公共交通機関を利用したハイキングも不可能ではありません。
そこで今回は、柄杓山城跡の遊歩道入口(ハイキングコース入口)に、桐生市の「おりひめバス」を利用してアクセスする方法をご紹介することにいたしましょう。
なお、今回は新宿駅発着のアクセス方法となりますので、福岡市内から新宿(東京)までのアクセス方法についてはこちらのページを参考にしてください。
▶ 福岡から東京にアクセスする方法(ジェットスター航空を使う)
登山口データ | |
アクセス難易度 | 😭😭 |
山岳名 | 柄杓山城跡(柄杓山) |
登山口名 | 柄杓山城跡遊歩道入口 |
最寄りバス停 | 城山入口バス停(桐生市「おりひめバス」・梅田線) |
最寄り駅 | 桐生駅(JR両毛線) |
柄杓山城跡の登山口に桐生駅からバスでアクセスする方法
~ 桐生駅北口から桐生市の「おりひめバス」に乗る ~
STEP1
(新宿駅から桐生駅まで)
新宿駅からJR埼京線(大宮行き)に乗車し、赤羽駅でJR宇都宮線(宇都宮行き)に、小山駅でJR両毛線(高崎行き)に乗り換えて、桐生駅で下車する。
※ 運賃は2,310円。
※上記の他に、新宿駅からJRの湘南新宿ラインに乗車し、小山駅でJR両毛線に乗り換える方法などもあります。
STEP2
(桐生駅から城山入口まで)
桐生駅北口バスのりばから桐生市の運行する「梅田ふるさとセンター前」行き市営バス(※おりひめバス(梅田線)に乗車し、城山入口で降車する。
※ おりひめバスの運賃は全区間1乗車につき200円。
📷 桐生駅北口バスのりば(https://goo.gl/maps/B9mRPxbhxvu)。
📷 城山入口バス停(https://goo.gl/maps/KnzPBJ6b1SuxeQa49)。
⏰ おりひめバスの時刻表はこちらのページに掲載したものを参考にしてください。
▶ 根本山・熊鷹山の登山口 不死熊橋にバスでアクセスする方法
STEP3
(城山入口バス停から柄杓山城跡の登山口まで)
城山入口バス停から柄杓山城の登山口(遊歩道入口)まで歩く。
城山入口でバスを降車したら、バス停のすぐ横のT字路を左に入ってください。
バス停から林道を1.5kmほど上っていき、簡易トイレの設置してある登山者用駐車場を過ぎたら…
城山入口バス停から柄杓山城の登山口(遊歩道入口)までの道順はこんな感じになります。
ワンポイントアドバイス
新桐生駅から”おりひめバス”に乗車する場合
上記でご紹介した吹上方面に向かう「おりひめバス」は、JR桐生駅の他に東武桐生線の新桐生駅からも乗車することが可能です。
しかし、新桐生駅から乗車できる便は本数が少なく、登山の利用としては上記でご紹介したとおりJR桐生駅を起点とするのが良いと考えられましたので上記の時刻表では新桐生駅の発着時刻は省略しております。
もっとも、下山後の帰りの便についてはバスの時間に合うようであれば新桐生駅でバスを降車して新桐生駅から東武桐生線に乗車するのも良いのではないかと思います。
📷 新桐生駅バス停(https://goo.gl/maps/oNZUx4yFbGE2)。