天狗棚(1240m)と1200高地(1229.3m)。
天狗棚とその奥に連なる1200高地の登山ルートはいくつかあるようですが、一般的には県道80号線沿いにある面ノ木第3園地(茶臼山高原道路の天狗棚トンネルの南側)を起点としてピストンコースで登られることが多いようです。
(📷 画像は面ノ木第3園地の登山口前駐車場入口)
登山口となる面ノ木第3園地に直接アクセスする路線バスはありませんのでアクセスにはマイカーやレンタカーを利用するのが一般的ですが、南山麓の設楽町の集落(上津具)まではコミュニティバスも乗り入れていますので、設楽町の上津具地区から約7kmの車道歩きを厭わないというのであればJR飯田線の本長篠駅から路線バスとコミュニティバスを乗り継ぐという公共交通機関を利用したアクセスも不可能ではありません。
そこで今回は、天狗棚と1200高地の登山口となる面ノ木第3園地に路線バスとコミュニティバスを乗り継いでアクセスする方法をご紹介することにいたしましょう。
なお、今回は名古屋駅発着のアクセス方法となりますので、福岡市内から名古屋までのアクセス方法についてはこちらのページを参考にしてください。
▶ 福岡から名古屋にアクセスする方法(ジェットスター航空を使う)
登山口データ | |
アクセス難易度 | 😭😭😭 |
山岳名 | 天狗棚、1200高地 |
登山口名 | 面ノ木第3園地 |
最寄りバス停 | 上津具バス停(おでかけ北設:津具線) |
最寄り駅 | 本長篠駅(JR飯田線) |
天狗棚・1200高地の登山口 面ノ木第3園地へのアクセス方法
~ 本長篠駅から路線バスとコミュニティバスを乗り継ぐ ~
STEP1
(名古屋駅から本長篠駅まで)
名鉄線を利用する場合
名鉄名古屋駅から名鉄本線(豊橋行き)に乗車し、国府駅で名鉄豊川線(豊川稲荷方面行き)に乗り継いで、豊川稲荷駅(JR豊川駅)でJR飯田線(天竜峡方面行き)に乗り換えて、本長篠駅で下車する。
※ 運賃は1,610円(名古屋~豊川稲荷1,110円、豊川~本長篠500円)。
JR線を利用する場合
名古屋駅からJR東海道本線(豊橋行き)に乗車し、豊橋駅でJR飯田線(天竜峡行き)に乗り換えて、本長篠駅で下車する。
※ 運賃は1,940円。
STEP2
(本長篠駅前から田口まで)
本長篠駅前バス停から豊鉄バスの運行する「田口」行き路線バス(田口新城線)に乗車し、終点の田口で降車する。
※ 運賃は920円。
※バス停は駅前ではなく本長篠駅前の車道を北に100mほど歩いたところにありますのでご注意ください。
⌚ 路線バスの時刻表はこちらのページに掲載したものを参考にしてください。
▶ 丸山の登山口 つぐ高原グリーンパークにバスでアクセスする方法
STEP3
(田口から上津具まで)
田口バス停から設楽町・東栄町・豊根村が共同で運行する「おでかけ北設(北設楽郡公共交通)」の基幹バス(運行委託先は豊鉄バス)の「津具線(下津具行き)」に乗車し、上津具で降車する。
※ 運賃は300円。
⌚ 基幹バスの時刻表はこちらのページに掲載したものを参考にしてください。
▶ 丸山の登山口 つぐ高原グリーンパークにバスでアクセスする方法
STEP3
(上津具バス停から面ノ木第3園地まで)
上津具バス停から天狗棚および1200高地の登山口となる面ノ木第3園地まで歩く。
(※すぐ横にトイレと駐車場があります)
上津具バス停から天狗棚および1200高地の登山口となる面ノ木第3園地までの道順はこんな感じです。
ワンポイントアドバイス
天狗棚の天狗について
天狗には「大天狗」「小天狗」「烏天狗(からすてんぐ)」の3種類があり、山伏の恰好をしていて鼻が高く翼が生えているのが「大天狗」、その「大天狗」にあこがれて修練を積む天狗が「小天狗」と呼ばれています。
「小天狗」のうちでも特に顔がカラスに似ている天狗が「烏天狗(からすてんぐ)」と呼ばれますが、ときによっては「木葉天狗(このはてんぐ)」と呼ばれることもあるそうです。
参考サイト
名古屋鉄道(名鉄)
https://top.meitetsu.co.jp/