新城市の南東部に悠然と佇む富幕山(563.2m)。
静岡県の浜松市との県境に位置する低山で、西側に連なる金山(423.4m)や雨生山(313m)とのトレイルが、初心者でも安心して楽しめる縦走コースとして親しまれている東海地方でも人気のハイキングスポットとして知られています。
富幕山の登山コースは愛知と静岡双方からいくつか整備されているようですが、一般的には西側を南北に走る県道445号線(静岡県側では県道308号線)の瓶割峠にある扇山林道の始点脇から自然歩道に入るルートが多く利用されているようです。
(📷 画像は瓶割峠の富幕山登山口)
登山口となる瓶割峠に直接アクセスする路線バスはありませんのでアプローチにはマイカーを利用するのが通常ですが、瓶割峠から5kmほど北西に下った位置にある中宇利地区までは新城市の市営バス(Sバス)も乗り入れていますので、2時間程度の車道歩きを厭わないというのであれば公共交通機関を利用したトレッキングも不可能ではありません。
そこで今回は、富幕山の登山口となる瓶割峠に路線バスを利用してアクセスする方法をご紹介することにいたしましょう。
なお、今回は名古屋駅発着のアクセス方法となりますので、福岡市内から名古屋までのアクセス方法についてはこちらのページを参考にしてください。
▶ 福岡から名古屋にアクセスする方法(ジェットスター航空を使う)
ちなみに、富幕山に東側の奥山高原から登る場合はこちらのページを参考にしてください。
▶ 富幕山の登山口 奥山高原にバスでアクセスする方法
登山口データ | |
アクセス難易度 | 😭😭😭😭 |
山岳名 | 富幕山(とんまくやま) |
登山口名 | 瓶割峠 |
最寄りバス停 | 岡組集会所バス停(新城市(Sバス)中宇利線) |
最寄り駅 | 新城駅(JR飯田線) |
富幕山の登山口 瓶割峠にバスでアクセスする方法
~ 新城駅から新城市のコミュニティバス(Sバス)に乗る ~
STEP1
(名古屋駅から新城駅まで)
名鉄線を利用する場合
名鉄名古屋駅から名鉄本線(豊橋行き)に乗車し、国府駅で名鉄豊川線(豊川稲荷方面行き)に乗り継いで、豊川稲荷駅(JR豊川駅)でJR飯田線(天竜峡方面行き)に乗り換えて、新城駅で下車する。
※ 運賃は1,350円(名古屋~豊川稲荷1,110円、豊川~新城240円)。
JR線を利用する場合
名古屋駅からJR東海道本線(豊橋行き)に乗車し、豊橋駅でJR飯田線(天竜峡行き)に乗り換えて、新城駅で下車する。
※ 運賃は1,660円。
STEP2
(新城駅口から岡組集会所まで)
新城駅口バス停から新城市の運行(※豊鉄バスに運行委託)するSバスの「小畑」「大原」行きに乗車し、岡組集会所で降車する。
※運賃は200円。
※ただし、復路は岡組集会所から乗車することはできません。帰りは中宇利バス停からの乗車となります。
📷 新城口駅バス停(https://goo.gl/maps/F3N7mZJcnp22)。
📷 岡組集会所バス停(https://goo.gl/maps/jJMLqUgJihz)。
📷 中宇利バス停(https://goo.gl/maps/KqEqzTjeq2n)。
⌚ 路線バスの時刻表はこちらのページに掲載したものを参考にしてください。
STEP3
(岡組集会所バス停から瓶割峠まで)
岡組集会所バス停から富幕山の登山口となる瓶割峠まで歩く。
岡組集会所でバスを降車したら、バス停前の車道を東に進んでください。
岡組集会所バス停から200mほど歩いたら左カーブのところから右の小路に入ってください。
坂道を上がると県道81号線に出ますので、右折して県道81号線を東に進みましょう。
道なりに県道81号線を進むと県道445号線と合流しますので右折して県道445号線に入り「新居・三ヶ日」方面に進んでください。
扇山林道に入ったら、すぐ先の左手に富幕山の登山口があります。
岡組集会所バス停から瓶割峠の富幕山登山口までの道順はこんな感じです。
参考サイト
JR東日本
https://www.jreast.co.jp/
名古屋鉄道(名鉄)
https://top.meitetsu.co.jp/