清流、名倉川を西に見下ろす岩伏山(982.9m)。
岩伏山の登山ルートは南山麓の津島神社を起点とする周回コースをとるのが通常で、交通の便が悪い地域にあることからアクセスにはマイカーやレンタカーを利用するのが一般的です。
(📷 画像は岩伏山の登山口となる津島神社の鳥居)
公共交通機関を利用する場合は、津島神社の西側を通る国道257号線の森田橋まで設楽町の町営バスを利用することが可能ですが、バスの到着時刻が昼過ぎになることから登山の利用としては少々使い難いところが難点となります。
もっとも、テントやツェルトなどを持参して山中の”山姥の洞窟”などで野宿する前提であれば少々遅い時間に登り始めても問題ないということもいえますので、登山のスタイルによっては公共交通機関を利用したハイキングも不可能ではありません。
そこで今回は、岩伏山の登山口となる津島神社にバスを乗り継いでアクセスする方法をご紹介することにいたしましょう。
なお、今回は名古屋駅発着のアクセス方法となりますので、福岡市内から名古屋までのアクセス方法についてはこちらのページを参考にしてください。
▶ 福岡から名古屋にアクセスする方法(ジェットスター航空を使う)
登山口データ | |
アクセス難易度 | 😭😭😭 |
山岳名 | 岩伏山 |
登山口名 | 津島神社、岩伏山登山道入口(笠石コース・山姥の洞窟コース) |
最寄りバス停 | 川口バス停(設楽町町営バス:稲武線) |
最寄り駅 | 豊田市駅(名鉄豊田線) |
岩伏山の登山口 津島神社に設楽町の町営バスでアクセスする方法
~ どんぐりの湯または稲武バスセンターで設楽町の町営バスに乗り換える ~
STEP1
(名古屋駅から浄水駅または豊田市駅まで)
名古屋駅から地下鉄桜通線(徳重方面行き)に乗車し、丸の内駅または伏見駅で地下鉄舞鶴線(豊田市行き)に乗り換え、赤池駅で名鉄豊田線(豊田市行き※直通あり)に乗り換えて、浄水駅または豊田市駅で下車する。
※ 浄水駅までの運賃は700円、豊田市駅までは760円(名古屋~赤池300円、赤池~浄水400円、赤池~豊田市460円)。
※上記の他に、名古屋駅からJR中央本線に乗車し舞鶴駅で地下鉄舞鶴線(名鉄豊田線直通)に乗り換える方法や、名鉄バスセンターから豊田市駅行きの都市間高速バスに乗車する方法(800円※ただし豊田市駅まで)などもあります。
STEP2
(浄水駅・豊田市駅から稲武・どんぐりの湯まで)
快速バスを利用する場合
豊田市駅前の豊田市バス停から豊田市の運行する「おいでんバス」の「どんぐりの湯前」行き快速バス(稲武・足助線)に乗車し、終点のどんぐりの湯前で降車する。
※ 運賃は1,200円。
※豊田市駅の東口にあります。
⌚ 快速バスの時刻表はこちらのページに掲載したものを参考にしてください。
▶ 夏焼城ヶ山の登山口 大井平公園とどんぐりの湯へのアクセス方法
路線バスを乗り継ぐ場合
Step1
(浄水駅から足助病院まで)
浄水駅バス停から豊田市の運行する「百年草・足立病院」方面行き路線バス(おいでんバス:さなげ・足助線)に乗車し、終点の足助病院で降車する。
※愛環四郷駅や猿投駅等からの乗車も可能。
※香嵐渓や足助バス停などで降車しても後述する稲武方面行きのバスに乗継可能です。
※ 運賃は500円。
⌚ 路線バス「さなげ・足助線」の時刻表はこちらのページに掲載したものを参考にしてください。
▶ 夏焼城ヶ山の登山口 大井平公園とどんぐりの湯へのアクセス方法
Step2
(足助病院から稲武まで)
足助病院バス停から豊田市の運行する「稲武」方面行き路線バス(おいでんバス「稲武・足助線」)に乗車し、終点の稲武で降車する。
※香嵐渓や足助バス停などからも乗車可能です。
※ 運賃は600円。
⌚ 路線バス「稲武・足助線」の時刻表はこちらのページに掲載したものを参考にしてください。
▶ 夏焼城ヶ山の登山口 大井平公園とどんぐりの湯へのアクセス方法
STEP3
(どんぐりの湯前または稲武から川口まで)
どんぐりの湯前または稲武バスセンターから設楽町の運行する「田口」行き町営バス(幹線バス:稲武線)に乗車し、川口で降車する。
※ 運賃は400円。
⌚ 設楽町の町営バスの時刻表はこちらのページに掲載したものを参考にしてください。
▶ 夏焼城ヶ山の登山口 大井平公園とどんぐりの湯へのアクセス方法
STEP4
(川口バス停から津島神社まで)
川口バス停から岩伏山の登山口となる津島神社まで歩く。
森田橋バス停から岩伏山の登山口となる津島神社までの道順はこんな感じです(※グーグルマップの都合上、津島神社の100mほど手前までの道順)。
ちなみに、岩節山の笠石コースの登山口から山姥の洞窟コースの登山口までの道順はこんな感じになります。
ワンポイントアドバイス
JR飯田線の本長篠駅から設楽町の田口経由でアクセスする場合
上記でレポートした”どんぐりの湯”と”田口”を結ぶ設楽町の町営バスを終点の田口まで乗車し、田口で別の基幹バスに乗り換えればJR飯田線の本長篠駅まで抜けることができます。
そのため、このルートを逆方向にバスを乗り継げば、上記のように豊田市駅から稲武経由でアクセスする以外にもJR本長篠駅から田口経由でアクセスすることが可能となります。
JR本長篠駅から田口方面へのバスの利用方法などについてはこちらのページでレポートしていますので、本長篠駅経由でアクセスする場合(または往路は豊田市駅経由でアクセスし復路は本長篠駅廻りで帰宅する場合)は参考にしてください。
▶ 丸山の登山口 つぐ高原グリーンパークにバスでアクセスする方法
参考サイト
名古屋鉄道(名鉄)
https://top.meitetsu.co.jp/
JR東日本
https://www.jreast.co.jp/
みちナビとよた
http://michinavitoyota.jp/