三川山の登山口稲葉にバスでアクセスする方法

兵庫の豊岡市と香美町の境界上に位置する三川山（887.8ｍ）。

神鍋高原を南に見下ろす山岳で、山中でシャクナゲが多くみられることから初心者から熟練ハイカーまで幅広い層の登山愛好家に親しまれている秀峰として知られています。

三川山の登山コースは南側の豊岡市と北側の香美町の双方から整備されているようですが、豊岡市方面から登る場合は国道482号線の蘇武トンネルの北側出口手前の稲葉地区から林道を歩いて山頂までアプローチすることが可能です。

（📷 画像は稲葉地区の三川山への林道の入口）

このコースは林道歩きが主なコースとなるため”登山”ルートとしてはイマイチですが、北側の香美町側の登山口となる三川権現社から入山し（シャクナゲコース）、”下山”ルートとして利用するには最適といえます。

なぜなら、三川権現社の最寄バス停となる畑バス停に発着するバスは午前中で終了してしまうため、午後に三川権現社に下山しても帰りの駅までの公共交通が利用できないからです。

この点、豊岡市側の登山口となる稲葉地区に乗り入れている路線バスは最寄駅となる江原駅に向かうバスが夕方まで運行していますので、北側の香美町側から入山し、南側の豊岡市側に下山して駅までバスで移動してＪＲで自宅に帰るというコースをとることができることになります。

そこで今回は、三川山の南側の登山口となる稲葉まで路線バスを利用してアクセスする方法をご紹介することにいたしましょう。

なお、今回は梅田（大阪駅）発着のアクセス方法となりますので、福岡市内から梅田（大阪駅）までのアクセス方法についてはこちらのページを参考にしてください。
▶ 福岡市内から大阪（梅田・新大阪）にアクセスする方法

ちなみに、三川山に北側の三川権現社から登る場合はこちらのページを参考にしてください。
▶ 三川山の登山口三川権現社にバスでアクセスする方法

~ ＪＲ山陰本線の江原駅から路線バスに乗る ~

大阪駅からＪＲ神戸線（姫路方面行き）に乗車し、姫路駅でＪＲ播但線（和田山方面行き）に、和田山駅でＪＲ山陰線（城崎温泉方面行き）に乗り継いで、江原駅で下車する。

※運賃は3,080円。

※他に特急「こうのとり」などに乗車する場合は特急券が別途必要。

📷 江原駅。

（※画像は江原駅の西口）

江原駅バス停（※東口バス停）から全但バスの運行する「東河内」行き路線バス（神鍋高原線）に乗車し、稲葉で降車する。

※運賃は200円。

⌚ 路線バスの時刻表を作りましたので参考にしてください（※午前中の便のみ抜粋）。

⌚ 帰りの時刻表はこちらです（※夕方以降の便のみ抜粋）。