渥美湾を南に見下ろす宮路山(361m)と五井山(454.2m)。
宮路山の山頂に佇む宮道天神社奥の院と五井山の山頂を結ぶ稜線の縦走コースが愛知のみならず静岡等のハイキング愛好家にも広く親しまれている秀峰として知られています。
宮路山と五井山の登山コースはいくつかある様ですが、一般的には宮路山の東山麓にある宮道天神社の里宮(※豊川市音羽福祉保健センター(ウェルハウスあいあい)の近く)から宮路山に直登するコースと、宮路山の北側に位置する”小渡井の桝井戸”から宮路山の山頂まで林道を歩くコースを周回又はピストンで登る人が多いようです。
(📷 画像は宮路山の登山口から見る宮道天神社奥ノ院に向かう登山道)
登山口となる宮道天神社の里宮は名鉄赤坂駅から、小渡井の桝井戸は名鉄長沢駅からそれぞれ徒歩でアプローチできる距離にありますので公共交通機関を利用したハイキングも比較的簡単です。
そこで今回は、宮路山と五井山の登山口となる宮道天神社と小渡井の枡井戸に公共交通機関を利用してアクセスする方法をご紹介することにいたしましょう。
なお、今回は名古屋駅発着のアクセス方法となりますので、福岡市内から名古屋までのアクセス方法についてはこちらのページを参考にしてください。
▶ 福岡から名古屋にアクセスする方法(ジェットスター航空を使う)
登山口データ | |
アクセス難易度 | 😭😭 |
山岳名 | 宮路山(みやじやま)、五井山(ごいさん) |
登山口名 | 宮道天神社、小渡井の枡井戸 |
最寄りバス停 | – |
最寄り駅 | 名電赤坂駅、名電長沢駅(名鉄名古屋本線) |
宮路山・五井山の登山口 宮道天神社と枡井戸にアクセスする方法
~ 名電長沢駅または名電赤坂駅から歩く ~
STEP1
(名古屋駅から名電長沢駅または名電赤坂駅まで)
名鉄名古屋駅から名鉄特急(豊橋方面行き)に乗車し、東岡崎駅で名鉄名古屋本線(伊奈方面行き)に乗り継いで名電長沢駅または名電赤坂駅で下車する。
※ 運賃は920円。
※小渡井の枡井戸側から宮路山のハイキングコースに入る場合は名電長沢駅で下車してください。
※宮道天神社の里宮側(ウェルハウスあいあい側)からハイキングコースに入る場合は名電赤坂駅で下車してください。
STEP2
(名電長沢駅または名電赤坂駅から登山口まで)
名電長沢駅または名電赤坂駅から登山口まで歩く。
名電長沢駅から歩く場合(小渡井の枡井戸から登る場合)
宮道天神社の里宮側から宮路山に登る場合は、名電長沢駅で名鉄電車を下車してください。
名電長沢駅を出たら、駅出口前の車道を国道1号線の方に歩いてください。
この交差点は横断歩道がありませんが、地下道が設けられていますので安心です。
国道1号線との交差点を超えて直進すると、右手に酒屋さんのある辻がありますので、酒屋さんの角を右折します。
酒屋さんの角を曲がったら前方右手に石灯籠が見えますので、その手前から左の小路に入りましょう。
すぐ先で川に突き当たったら川の手前で右折して川沿いの小路をまっすぐ進んでください。
橋を渡って道なりに歩いていくと右手に”小渡井の枡井戸”が見えますので、水が欲しい人はここで汲んでおきましょう。
”小渡井の枡井戸”を右手に見送りさらに車道を奥に進んだら、小さな橋があります。
この橋を渡ってすぐに左折したら…
宮路山に向かう林道に入りますので、後は道標に従って宮路山の山頂を目指してください。
名電長沢駅から「小渡井の枡井戸」を経由して宮路山のハイキングコース入口まで歩く場合の道順はこんな感じです(※グーグルマップの仕様で徒歩でのルート表示ができないため車での所要時間を表示させています)。
名電赤坂駅から歩く場合(宮道天神社の里宮から登る場合)
宮道天神社の里宮側(※豊川市音羽福祉保健センター(ウェルハウスあいあい側)から宮路山に登る場合は、名電赤坂駅で名鉄電車を降りてください。
名電赤坂駅を出たら、駅の東側を県道332号線が通っていますので、右折して県道332号線を国道1号線の方に進みましょう。
国道1号線に出たら、国道1号線を横切ってそのまま交差点を直進してください。
国道1号線を超えて道なりに進むとT字路に突き当たるので左折します。
少し先の左手に郵便局が見えたら、その先の辻を右に曲がってください。
道なり進み、宮道天神社の里宮の鳥居を右に見送ったら左手に公衆トイレがありますので催した人はここで処理しておきましょう。
更に車道を道なり三進み、豊川市音羽福祉保健センター(ウェルハウスあいあい)を左に見送って坂を上がって行くと…
ここが宮路山(宮道天神社の奥ノ院)の登山口となりますので、宮道天神社の奥の院経由で宮路山に登る場合は左の登山道に(ゲートは鍵は掛かっていないので簡単に開きます)、直接宮路山の山頂に向かう場合はそのまま林道を直進して宮路山へのハイキングコースに入ってください。
名電赤坂駅から宮路山の登山口となる宮道天神社の奥ノ院登り口までの道順はこんな感じです。
ワンポイントアドバイス
小渡井の桝井戸について
「小渡井の枡井戸」は聖徳太子にもゆかりのある有名な湧水です。飲料可ですが自然水なのであくまでも自己責任で。
参考サイト
名古屋鉄道(名鉄)
https://top.meitetsu.co.jp/