下対馬の北西、尾崎半島の山上に構築された郷山砲台と多功崎砲台、そして樫岳砲台。
対馬交通の尾崎バス停から林道(ダート道)を歩くこと約1時間、飛岳・郷岳などの山上に佇む廃墟と化した砲台です。
林道は舗装されていないので、トレッキングシューズや軽登山靴があると安全でしょう。
今回は、尾崎砲台群にアクセスする方法をご紹介いたします。
なお、対馬へのアクセス方法についてはこちらのページを参考にしてください。
▶ 対馬・厳原にアクセスする方法(博多港から高速船に乗る場合)
▶ 対馬・厳原にアクセスする方法(博多港からフェリーに乗る場合)
▶ 対馬・比田勝にアクセスする方法(博多港からフェリーに乗る)
砲台跡(堡塁跡)データ | |
アクセス難易度 | 😭😭😭😭 |
砲台名(堡塁名) | 尾崎砲台群(郷山砲台、多功崎砲台、樫岳砲台) |
構築期 | 明治37年~39年(日露戦争時) |
配備砲門 | 多功崎砲台:24cmカノン砲、樫岳砲台:28cm榴弾砲 |
アクセス | 対馬交通・尾崎バス停(尾崎線)より徒歩約1時間 |
尾崎砲台群(郷山砲台・多功崎砲台・樫岳砲台)へのアクセス方法
~ 尾崎バス停から歩く ~
STEP1
(厳原から鶏知宮前まで)
厳原地区から対馬交通の「対馬やまねこ空港(鶏知宮前経由)」「赤島」「鶏知宮前」または「犬吠」行き路線バスに乗車し、鶏知宮前で降車する。
※ 厳原バス停からの運賃は570円。
対馬やまねこ空港行きの「バイパス経由」の便は鶏知宮前で停車しませんのでご注意ください。
STEP2
(鶏知宮前バス停から尾崎まで)
鶏知宮前バス停から対馬バスの尾崎行き(尾崎線)路線バスに乗車し、終点の尾崎で降車する。
厳原地区~鶏知宮前~尾崎バス乗換時刻表(※平成25年4月8日~同年9月30日まで) (※厳原地区~鶏知宮前間は一部抜粋) |
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– | 発着時刻・(行先) | ||||
東の浜発 | – | 07:13 | 07:53 (空港) |
15:28 (赤島) |
16:23 (犬吠) |
桟橋発 | – | 07:13 | – | – | 16:23 |
厳原発 | – | 07:10 (犬吠) |
07:55 | 15:30 | 16:20 |
鶏知宮前着 | – | 07:34 | 08:14 | 15:49 | 16:44 |
鶏知宮前発 | 07:10▲ (尾崎) |
08:40▲ (尾崎) |
16:20 (尾崎) |
17:25▲ (尾崎) |
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尾崎着 | 07:45▲ | 09:15▲ | 16:55 | 18:00▲ | |
空港:対馬やまねこ空港 |
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(※厳原行きのバスについては「鶏知」でも乗車可能なため鶏知バス停(http://goo.gl/maps/xrEMr)の時刻も記載しました。「鶏知」から乗車する場合は「鶏知宮前」から「鶏知」バス停まで徒歩で移動してください)
箕形~鶏知宮前・鶏知~厳原 バス乗換時刻表(※平成25年4月8日~同年9月30日まで) (※厳原方面行きは一部の便のみ抜粋) |
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– | 発着時刻・(行先) | ||||
尾崎発 | 07:05▲ (鶏知宮前) |
07:50▲ (鶏知宮前) |
09:20▲ (鶏知宮前) |
17:00 (鶏知宮前) |
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鶏知宮前着 | 07:40▲ | 08:25▲ | 09:55▲ | 17:35 | |
鶏知宮前発 | 07:45 (厳原病院) |
08:42 (厳原病院) |
10:25 (厳原病院) |
– | 19:45 (厳原) |
鶏知発 | – | – | 18:35 (厳原) |
– | |
厳原着 | 08:04 | 09:01 | 10:44 | 18:52 | 20:04 |
桟橋着 | – | – | – | – | – |
東の浜着 | 08:07 | 09:03 | 10:46 | 18:54 | 20:06 |
▲:土日祝および長期休校日(7/20~8/31)の期間運休 ▲:土日祝および長期休校日(7/20~8/31)の期間のみ運行 |
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STEP3
(尾崎バス停から成兵精鋭三塁成の碑まで)
尾崎バス停から尾崎砲台群の中心地、成兵精鋭三塁成の碑まで歩く。
バスは砲台への入口を通り過ぎるので少し戻りましょう。
画像右側の車道の奥が尾崎バス停。
バス停から歩いてきて橋を渡ったらすぐに画像左側の脇道に入ってください。
ここから先はダート(未舗装路)道の上り坂が続きます。
左の軍道は郷崎砲台に、右の軍道は樫岳砲台、多功崎砲台に続きます。
ワンポイントアドバイス
対馬交通のバス割引乗車券について
土日祝限定の1日乗車券となりますが、大人1,000円(小学生以下500円)で対馬交通の路線バスが1日乗り放題となります。
郷山砲台について
保存状態はさほど良くありませんが、石塁が剥ぎ取られた分だけ廃墟感が増している・・・と思えばまた違った意味での楽しみ方も無きにしも非ずです。
画像は郷山砲台の(たぶん)便所跡。
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登山口までの道順や登山コースの地図だけでなく、登山道でみられる草花などを豊富な写真入りで紹介している優れもののガイドブックなのです。薄くて軽い、しかも丈夫で破れにくい!
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3つとも対馬観光物産協会に電話すると無料で送ってくれます。対馬観光物産協会のサイトからもダウンロードできます。
参考サイト
対馬観光物産協会WEBサイト 国境の島 対馬へ
http://www.tsushima-net.org/
※トップページ>島内アクセス>路線バス・貸切バスのページで対馬交通㈱の路線バス時刻表(PDF)がダウンロードできます。