地元の低山でトレーニングを積んだら、いざ2000m超の山々に挑戦!!
2000m超の高峰が連なる八ヶ岳連峰は、そんなあなたにピッタリのトレッキングエリアとなるでしょう。
このページでは、八ヶ岳の各登山口までのアクセス方法をまとめています。
美濃戸口
美濃戸口から赤岳を目指す登山コースは、御小屋尾根から阿弥陀岳を経由するルートと美濃戸山荘を経由するルートの2つがあり、美濃戸山荘を経由するルートは更に赤岳鉱泉経由コースと行者小屋経由コースの2ルートに分かれます。
言わずと知れた八ヶ岳の表玄関で、夏山だけでなく積雪期にも多くの登山者が訪れます。
▶ 美濃戸口(八ヶ岳)に路線バスでアクセスする方法※茅野駅発着
渋の湯と唐沢鉱泉
また、渋の湯や唐沢鉱泉は南北八ヶ岳縦走路の中間地点となる中山峠や麦草峠などにもルートが通じていますので、八ヶ岳縦走路のエスケープルートとしても機能するでしょう。
もっとも、せっかく温泉があるのですから、「登山口」にするよりも「下山口」にする方がオススメではあります。
▶ 渋の湯と唐沢鉱泉(八ヶ岳)にバスでアクセスする方法※茅野駅
観音平
観音平に直接アクセスする路線バスはありませんので、公共交通機関を利用する場合は小淵沢ICや小淵沢駅から3時間以上の徒歩移動が必要です。
無料の駐車場が広がる登山口には簡易トイレが設置してありますがキャンプ場や自販機はありません。
青年小屋まで水場もありませんから、アプローチに際しては水の確保に十分注意してください。
▶ 観音平(八ヶ岳)にアクセスする方法(小淵沢バス停から歩く)
天女山遊歩道入口(天女山駐車場)
天女山駐車場までは車でアプローチする人も多いですが、天女山入口の交差点そばにある天女山の遊歩道入口から歩いてアクセスすることも可能。
天女山の遊歩道入口から500mほど下ったところまでは清里駅から周遊バスも乗り入れていますので公共交通を利用したアプローチにはとても便利な登山口です。
観音平まで長距離の車道歩きが面倒な人は天女山から縦走をスタートするのも良いのでは?
美し森・清里ハイランドパーク
美し森には広い駐車場もありますので車でアクセスする人も多いですが、清里駅から周遊バス(ピクニックバス)も運行されていますので公共交通機関を利用したアプローチは非常に簡単です。
真教寺尾根ルートで赤岳に登る場合は美し森駐車場の横から、県界尾根ルートを登る場合は清里ハイランドパークの北に上がった車道終点のゲート横からトレイルに入ります。
麦草峠と白駒湖(白駒池)
白駒湖(白駒池)までの約30分のトレッキングコースは、登山者だけでなく一般観光客も多く訪れるお手軽ネイチャースポットとして親しまれています。
麦草峠には西はJR茅野駅から、東はJR佐久平駅からそれぞれ路線バスが乗り入れていますので、高速バスの混み具合に応じて「茅野駅までの高速バスが取れないときは佐久平まで高速バスで移動して路線バスに乗り換える」ということも可能です。
ちなみに、白駒池にはキャンプ場もあります。
▶ 麦草峠(八ヶ岳)に路線バスでアクセスする方法※茅野駅発着
▶ 草峠と白駒湖に路線バスでアクセスする方法※佐久平駅発着
稲子湯と本沢温泉
中山峠や天狗岳、硫黄岳など、南八ヶ岳の名峰群に東側からアプローチする場合に多く利用される登山口です。
稲子湯までは路線バス(コミュニティバス)も通じていますが、本沢温泉までは稲子湯から登山道を歩くか稲子登山口(本沢入口)から長距離の林道歩きが必要となります。
稲子湯から本沢温泉までのトレッキングだけでも楽しそうなエリアです。
▶ 稲子湯と本沢温泉に路線バスでアクセスする方法※小海駅発着
北八ヶ岳ロープウェイ(山頂駅)
麦草峠と北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅を結ぶトレッキングコースは、半分ほどが木道で整備された登山道となっておりアップダウンも少ないので登山初心者や体力に自信のない方でも安心して(個人差はあります)歩けると思います。
北八ヶ岳ロープウェイの山頂駅周辺にはカモシカも生息しているようなので、運が良ければ素敵な出会いがあるかもしれません。
▶ 北八ヶ岳ロープウェイ駅にバスでアクセスする方法※茅野駅発着
蓼科山登山口とプール平
蓼科山登山口(女神茶屋)の麓にあるプール平には温泉やキャンプ場もあるので、登下山口としては申し分がない場所と言えるでしょう。
ちなみに、この辺りにもニホンカモシカが生息しているそうです。
蓼科山登山口やプール平まではJR茅野駅から路線バスがアクセスしていますので、公共交通機関を利用したアクセスも問題ありません。
▶ 蓼科山登山口とプール平に路線バスでアクセスする方法※茅野駅発