野生のお猿さんに出会えることでその名を世界に轟かす、高崎山。
(📷 画像はうみたまご入口から見る高崎山。陸橋を渡ったところがお猿さんで有名な高崎山自然公園です)
高崎山自然公園とうみたまごはメジャー観光スポットなのでアクセスは容易なのですが、高崎山の登山口は山の裏手(銭瓶峠側)にありアクセスは意外と難易度が高いです。
そんな少々アクセスが厄介な低山ですが、今回は高崎山の登山口にアクセスする方法をご紹介いたします。
なお、今回は大分駅発着のアクセス方法となりますので、福岡市内から大分駅までアクセス方法についてはこちらのページを参考にしてください。
▶ 福岡市内から別府・大分にアクセスする方法(JR・高速バス)
登山口データ | |
アクセス難易度 | 😭😭😭 |
山岳名 | 高崎山 |
登山口名 | 高崎山登山口、銭瓶峠 |
最寄バス停 | 米山バス停(由布市・コミュニティバス狭間地区「七蔵司コース」) |
高崎山 バス停(大分交通) | |
最寄駅 | 東別府駅(JR日豊本線) |
高崎山の登山口 銭瓶峠にコミュニティバスでアクセスする方法
~ 向之原駅からコミュニティーバスを使う ~
STEP1
(大分駅から向之原駅まで)
大分駅からJR久大本線に乗車し、向之原駅で下車する。
※ 運賃は300円。
STEP2
(向之原駅から米山まで)
向之原駅前の向原駅バス停から由布市の運行するコミュニティバスの「狭間」地区路線の「七蔵司コース」に乗車し、終点の米山で降車する。
※ただしこの路線は月曜と水曜に各1便ずつだけ運行されているだけで、地元住民のために運行されているため時間帯は登山には不向き(往路は午後着、復路は早朝発)ですので、バスだけでアクセスする場合は山中で2日間野宿する必要があります。
※ 由布市コミュニティーバスの運賃は全区間200円(子供100円)。
※ コカ・コーラの自販機があります。
⌚ 向之原駅から米山までの乗換時刻表を作りましたので参考にしてください。
向原駅~米山 バス時刻表(※2022年版) | ||
– | 月曜のみ | 水曜のみ |
向原駅 | 12:10 | 13:30 |
米山 | 13:05 | 14:25 |
⚠ 時刻表は由布市で最新のものを確認してください。 |
⌚ 帰りの時刻表はこちらです。
米山~向原駅 バス時刻表(※2022年版) | ||
– | 月曜のみ | 水曜のみ |
米山 | 07:55 | 09:55 |
向原駅 | 08:50 | 10:00 |
⚠ 時刻表は由布市で最新のものを確認してください。 |
STEP2
(米山バス停から高崎山登山口まで)
米山バス停から登山口まで歩く。
15分ほど歩くと右側に高崎山登山口に続く林道の入口があります。
簡易トイレが設置してあります。
米山バス停から高崎山の登山口までの道順はこんな感じです(徒歩約30分)。
ワンポイントアドバイス
前述の時刻表を見てお分かりと思いますが、由布市コミュニティーバスの「七蔵司コース」は月曜と水曜に往復1便ずつしか運行されていません。
しかも、向之原駅(向原駅)発の時刻が午後で米山発の時刻が早朝となっておりこれを利用するとなると山中で1泊しなければならないことになります(基本的に地元住民のためのバスなのでこういうダイヤになっています)。
したがって、現実的に考えてこのバスは登山には利用できなさそうです。
とすると、公共交通機関を利用して高崎山に登るには、いったん高崎山の表側にある高崎山自然動物園やうみたまごにアクセスし、徒歩で高崎山の裏側に回り込むほかないということになろうかと思います。
ということで、次のワンポイントアドバイスに高崎山自然動物園とうみたまごにアクセスする方法をまとめてみました。どちらかというとここからがこの記事のメインになります。
高崎山自然動物園と水族館うみたまごからアクセスする場合
Step1
大分駅前バス停から大分交通の運行する別府方面[新川・高崎山]方面行き路線バスに乗車し、高崎山(高崎山自然動物園)で降車する。
※ 運賃は400円。
大分駅前バス停(http://goo.gl/maps/0l4V1)。
⌚ この区間の路線バスの本数はとても多いので時刻表は省略します。時刻表は大分交通または九州のバス時刻表のサイトで各自お調べください。
Step2
高崎山バス停から登山口まで歩く。
道順はたぶんこんな感じです(道順は確認していないので自己責任でアクセスしてください)。
JR東別府駅から歩く場合
東別府駅(JR日豊本線)から登山口までの距離も高崎山バス停からの距離と同じぐらいなのでマップを挙げておきます(徒歩約1~2時間)。
蛇足
銭瓶峠の銭瓶石
銭瓶峠は由布院や別府、大分の分岐点となる峠で、交通の要衝として栄えた地です。
銭瓶峠には境界石の役割があったと推測される銭瓶石と呼ばれる巨石が残されており、たたくと「カンカン」という音が聞こえることから別名を「かんかん石」とも呼ばれています。参考までに、銭瓶石の動画をどうぞ。
もっとやさしくたたけば良かったのに…
参考サイト
JR九州
https://www.jrkyushu.co.jp/
由布市
https://www.city.yufu.oita.jp/
大分交通
https://www.oitakotsu.co.jp/
九州のバス時刻表
http://qbus.jp/time/default.htm