川迫川渓谷を北に見下ろす鉄山(1563m)。
百名山に選ばれる名峰、大峰山(弥山・八経ヶ岳)の北側支尾根に連ねる山岳で、周辺のメジャーな山岳(弥山や八経ヶ岳、行者還岳など)に登り飽きた熟練ハイカーが多く訪れる、奈良の秀峰です。
登山ルートは北側の川迫川渓谷沿いを通る国道309号線(酷道としても有名)の大川口から尾根を直登するコースが一般的ですが、登山口まで路線バスが通じていないため、公共交通機関を利用してハイキングを行う場合は、天川川合のバス停から長距離の車道歩きが必要となる、マイカー無しハイカー泣かせの山岳です。
(📷 画像は大川口の水位観測所にある鉄山の登山道入口)
ともあれ、今回は国道309号線の大川口にある鉄線の登山口に路線バスを利用してアクセスする方法をご紹介いたしましょう。
なお、今回は大阪・梅田発着のアクセス方法となりますので、福岡市内から梅田までのアクセス方法についてはこちらのページを参考にしてください。
▶ 福岡市内から大阪(梅田・新大阪)にアクセスする方法
登山口データ | |
アクセス難易度 | 😭😭😭😭😭 |
山岳名 | 鉄山 |
登山口名 | 鉄線登山道入口、大川口、大川口の水位観測所 |
最寄バス停 | 天川川合バス停(奈良交通 – 洞川温泉線・中庵住線) |
最寄駅 | – |
鉄山の登山口 大川口の水位観測所にアクセスする方法
~ 近鉄下市口駅から路線バスに乗る ~
STEP1
(梅田から下市口駅まで)
大阪駅からJR環状線(京橋方面)に乗車し、天王寺駅(阿倍野橋駅)で近鉄大阪線に乗り換え、橿原神宮前で近鉄吉野線に乗り継いで(※直通有り)、下市口駅で下車する。
※ 運賃は1,130円(JR区間200円、近鉄区間930円)。
STEP2
(下市口駅から天川川合まで)
下市口駅(駅前バス停)バス停から奈良交通の運行する「洞川温泉[2]」または「中庵住[7]」行き路線バスに乗車し、天川川合で降車する。
※ 運賃は1,130円。
📷 下市口駅バス停(https://goo.gl/maps/fYsPWDuaHjT2)。
※下市口駅のバス停は「駅前バス停」と「東のりばバス停」の2カ所がありますが、洞川温泉および中庵住行きの路線バスは「駅前バス停」からの乗車となりますので注意してください。
📷 天川川合バス停(https://goo.gl/maps/F5SDj)。
⌚ 路線バスの時刻表は行者還岳の登山口へのアクセス方法をレポートしたこちらのページに掲載しています。
▶ 行者還岳の登山口(行者還トンネル西口)にアクセスする方法
STEP3
(天川川合バス停から大川口の鉄山登山口まで)
天川川合バス停から大川口の鉄山登山口まで歩く。
天川川合でバスを降車したら、バス停のすぐ南側にある交差点を左折してください。
交差点から200mほど歩いたら、洞川温泉との分岐がありますので、右側の国道309号線に進み、上北山方面に(行者還トンネル方面に)歩きましょう。
バス停から2.5kmほど歩いたら、車道の左側にみたらい渓谷の遊歩道がありますが、そのまま国道309号線を直進してください。
(※この右側にトイレがあります※この先にはトイレはありません。※ちなみに、ここからみたらい渓谷の遊歩道に入ると観音峰登山口休憩所の吊り橋にたどり着きます。観音峰登山口については『観音峰(観音峯山)の登山口にバスでアクセスする方法』を参照してください。)
更に国道309号線を道なりに上北山村方面に進み、熊渡の登山口前の橋を右に見送って、国道309号線を奥に進んだら…
橋を渡ったら、すぐ右側に水位観測所の施設がありますので、その施設の鉄の足場に入り…
天川川合バス停から大川口までの道順はこんな感じです。
参考サイト
JRおでかけネット
https://www.jr-odekake.net/