有田と湯浅の境界上に位置する糸我峠。
巡礼道として歩かれた熊野古道にある難所の一つで、雲雀山と白上山の間を結ぶ縦走路の中継地としても知られる要衝でもあります。
熊野詣に歩く場合は北側の糸我王子跡から登るのが一般的ですが、南側から逆行する場合は南山裾の逆川王子跡が熊野古道への登り口となります。
(📷 画像は逆川王子跡。すぐそばに熊野古道の糸我峠への登り口があります。)
そこで今回は、熊野古道の糸我峠に南側から登る場合の登山口となる逆川王子跡にアクセスする方法をご紹介いたしましょう。
なお、今回は和歌山駅発着のアクセス方法となりますので、和歌山までのアクセス方法についてはこちらのページを参考にしてください。
▶ 大阪から和歌山にアクセスする方法(JR・南海電車)
ちなみに、糸我峠に北側の糸我王子跡方面から登る場合はこちらのページを参考にしてください。
▶ 雲雀山と糸我峠の登山口 熊野古道の糸我王子跡へのアクセス方法
登山口データ | |
アクセス難易度 | 😭😭😭😭 |
山岳名 | 糸我峠(熊野古道) |
登山口名 | 逆川王子跡 |
最寄バス停 | – |
最寄駅 | 湯浅駅(JR紀勢本線) |
熊野古道の糸我峠の登り口 逆川王子跡にアクセスする方法
~ JR湯浅駅から歩く ~
STEP1
(和歌山駅から湯浅駅まで)
和歌山駅からJR紀勢本線(御坊行き)に乗車し、湯浅駅で下車する。
※ 運賃は680円。
STEP2
(湯浅駅から逆川王子跡と糸我峠の登り口まで)
湯浅駅から逆川王子跡(逆川神社)の横にある糸我峠の登り口まで歩く。
湯浅駅でJRを下車したら、駅前の車道を南に(御坊方面に)進みます。
(ちなみに、ここを左に行くと白上山の登山口となる施無畏寺に至ります)
川沿いの車道を進んだら、白い建物のところから右に折れてください。
(※直進するのも可。方津戸峠で合流します)
急な坂道を上って行くと方津戸峠で車道に合流するので左折して道なりに坂を下って行きましょう。
ちなみに、この交差点の右側に後白河法皇の腰掛岩の跡があります。
このすぐ左側が逆川王子跡になっていますので、道中の安全を祈願したら、再び十字路に戻って…
湯浅駅から糸我峠登り口となる逆川王子跡までの道順はこんな感じです。