新見市の南西端に位置する猫山。
山頂に育霊神社の奥の院が祀られる霊峰で、今なお”丑の刻参り”が続けられていると噂される呪いの(?)山岳としても知られています。
そんな恐怖のハイキングスポットでもある猫山(育霊神社)の登山ルートは、西側山麓に位置する育霊神社社務所から育霊神社の表参道コースをとるのが一般的となっています。
(📷 画像は育霊神社の社務所のすぐ近くにある奥の院登山口の一の鳥居)
登山口となる育霊神社の社務所に直接アクセスしている路線バスはありませんが、1kmほど西側の県道108号線までは新見市の市営バスも乗り入れていますので公共交通機関を利用した”丑の刻参り”も不可能ではありません。
そこで今回は、”丑の刻参り”で有名な育霊神社(猫山)の奥の院の登山口に新見市の市営バスを利用してアクセスする方法をご紹介することにいたしましょう。
なお、今回は岡山駅または倉敷駅発着のアクセス方法となりますので、福岡市内から岡山または倉敷までのアクセス方法についてはこちらのページを参考にしてください。
▶ 福岡から岡山・倉敷にアクセスする方法※高速バス・JR
登山口データ | |
アクセス難易度 | 😭😭 |
山岳名 | 育霊神社奥の院(丑の刻参り)(猫山) |
登山口名 | 育霊神社奥の院登山口、育霊神社社務所 |
最寄りバス停 | 榎橋バス停(新見市営バス:大野部線) |
最寄り駅 | 野馳駅(JR芸備線) |
育霊神社奥の院(猫山※丑の刻参り)の登山口にアクセスする方法
~ JR芸備線の野馳駅から新見市の市営バスに乗る ~
STEP1
(岡山・倉敷から野馳駅まで)
岡山駅または倉敷駅からJR伯備線(新見方面行き)に乗車し、新見駅でJR芸備線に乗り換えて野馳駅で下車する。
※岡山駅からの運賃は1,940円、倉敷駅からは1,490円。
STEP2
(野馳駅から榎橋まで)
野馳駅バス停から新見市の運行する「寺社前」行き市営バス(「哲西地域」の「大野部線」)に乗車し、榎橋で降車する。
※運賃は100円。
📷 野馳駅バス停(https://goo.gl/maps/vPLpdCteeYS2)。
※野馳駅バス停は駅前ではなく、駅前のT字路を左に50mほど歩いたところにあります。
📷 榎橋バス停(https://goo.gl/maps/JnCbgw92cTu)。
⏰ 市営バスの時刻表を作りましたので参考にしてください。
野馳駅~榎橋~南北 市営バス時刻表(※2019年版) | |||||
– | ※平日のみ運行(土日祝・お盆・年末年始運休) | ||||
野馳駅 | 07:50 | 09:40 | 11:05 | 13:32 | 16:49 |
榎橋 | – | – | 11:14 | 13:41 | 16:58 |
神社前 | – | – | 11:15 | 13:42 | 16:59 |
榎橋 | – | – | 11:16 | 13:43 | 17:00 |
南北 | 08:03 | 09:53 | 11:28 | 13:55 | 17:12 |
⚠ 時刻表は最新のものを確認してください。 |
⏰ 帰りの時刻表はこちらです。
南北~榎橋~野馳駅 市営バス時刻表(※2019年版) | |||||
– | ※平日のみ運行(土日祝・お盆・年末年始運休) | ||||
南北 | 07:10 | 08:08 | 10:00 | 12:40 | 16:23 |
榎橋 | 07:22 | 08:20 | 10:12 | 12:52 | – |
神社前 | 07:23 | 08:21 | 10:13 | 12:53 | – |
榎橋 | 07:24 | 08:22 | 10:14 | 12:54 | – |
野馳駅 | 07:33 | 08:31 | 10:23 | 13:03 | 16:36 |
⚠ 時刻表は最新のものを確認してください。 |
STEP3
(榎橋から育霊神社奥の院の登山口まで)
榎橋バス停から育霊神社の奥の院(猫山)の登山口まで歩く。
榎橋でバスを降車したら、バス停前の三叉路を左に進んでください。
社務所(育霊神社の里宮もある)に立ち寄る場合は左に入っても良いですが(※すぐ先に育霊神社の駐車場と里宮と社務所があります)…
奥の院の登山口はこの十字路を直進した直ぐ左手にありますので、ここから左の山道を登ってください。
急な坂を少し上がるとすぐ上で民家の前に出ますので、そのまま前方の山道に入り…
榎橋バス停から育霊神社の奥の院(猫山)の登山口までの道順はこんな感じです。
ワンポイントアドバイス
JR伯備線の井倉駅から市営バスを乗り継ぐ場合(※南北バス停から萬歳行きの市営バスに乗車して萬歳バス停で井倉駅方面行きの市営バスに乗り換えて帰る場合)
上記でご紹介したJR芸備線の野馳駅を起点としてアクセスする方法は、榎橋バス停から野馳駅に向かう市営バスが午後以降に運行されていないことから、午後に下山する場合にどのような手段で帰ればよいかが問題となります。
この点、午後以降に下山する場合は、榎橋バス停から市営バスの大野部線に乗車して終点の南北バス停まで行き、南北バス停から新見市営バスの新砥線に乗車して萬歳バス停で市営バスの萩尾線に乗り換えるという乗継方法でJR伯備線の伊倉駅まで移動することが可能です。
なお、南北バス停から萬歳バス停、井倉駅までの乗継方法についてはこちらのページにレポートしていますので参考にしてください。
▶ 荒戸山の登山口 荒戸神社に新見市の市営バスでアクセスする方法
もっとも、育霊神社で丑の刻参りを予定している人は翌朝まで山中で過ごすはずですから、明け方に下山して午前中に運行されている野馳駅行きの市営バスに乗車すれば問題ないかもしれません…。
蛇足
丑の刻参りを予定している場合
育霊神社では日没後の奥の院への参拝は禁止しているようなので、丑の刻参りをする場合は注意が必要です。
参考サイト
JRおでかけネット
https://www.jr-odekake.net/
新見市
https://www.city.niimi.okayama.jp/
※市営バスの大野部線は「哲西地域」に掲載されています。