篠栗の郊外に悠然と横たわる若杉山(681m)。
篠栗四国八十八カ所霊場にたたずむ霊峰で、その登りごたえのある登山ルートが多くのハイキング愛好家を魅了してきた福岡の秀峰として知られています。
(📷 画像は若杉山の山頂)
若杉山の登山コースはいくつか整備されており、JR篠栗線の篠栗駅、筑前山手駅、城戸南蔵院前駅から「へんろ道」と書かれた案内板(または石柱)を頼りに登るルートが広く利用されているようです。
もっとも、篠栗四国八十八カ所霊場の遍路道そのものがハイキングコースとして利用されているため、麓から山頂まで1本道を歩くのではなく、途中で車道を歩いたかと思えばお寺の中を通り抜けたり、民宿の庭先を通ったりとバラエティーに富んだ山登りを堪能できます。
初めて歩くときは「ほんとにこのコースでいいの?」と疑心暗鬼になってしまい、正しいルートを探そうと右往左往して(たいていそのまま歩いて大丈夫なのですが…)ガイドブックに記載されたコースタイムの3倍以上時間を使ってしまう(私だけかもしれませんが)ぐらい難易度の高い山です。
そんな若杉山の登山コースですが、中でも一番多く利用されているのは、JR城戸南蔵院前駅から少し登ったところにある7番札所とその先の三角寺・千手院から登るルートだと思われますので、今回はその登山口となる篠栗四国八十八カ所霊場の7番札所とその先の三角寺・千手院に城戸南蔵院から歩いてアクセスする方法をご紹介することにいたしましょう。
登山口データ | |
アクセス難易度 | 😭😭😭 |
山岳名 | 若杉山 |
登山口名 | 7番札所・千手院 |
最寄バス停 | – |
最寄駅 | JR城戸南蔵院前駅、JR篠栗駅、JR筑前山手駅(以上JR篠栗線) |
若杉山の登山口 千手院と七番札所に城戸南蔵院前駅からアクセスする方法
~ JR博多駅から篠栗線を利用しJR城戸南蔵院前駅から歩く ~
STEP1
(博多駅から城戸南蔵院前駅まで)
JR博多駅から篠栗線を利用し城戸南蔵院前駅で下車する。
※ 運賃は380円。
📷 城戸南蔵院前駅。
STEP2
(城戸南蔵院前駅から千手院まで)
JR城戸南蔵院前駅から若杉山の登山口となる7番札所・三角寺・千手院まで歩く。
駅出口左手にある橋を渡り、その先に見える信号を左折して国道201号線を西に歩いてください。
多々良川にかかる短い橋を渡り、少し歩いて車道左手の民家の手前に小路の入口(左の画像)が見えたら、ここから左の小路に入りましょう。この小路の入口はボーっと歩いていると見過ごしてしまうので注意が必要です。
小路に入ったら、後は道なりに進み、坂を上って行きましょう。左の画像の先に見える高架はJRの線路ですが、その先に八木山バイパスの高架があり、その高架をくぐり抜けたすぐ先の車道左側に「へんろ道」の案内板があります。「へんろ道」は登山道になっていて7番札所への近道となります。
車道をそのまま歩くか「へんろ道」の山道を歩くかしてしばらくすると7番札所に到着です。
ここから先は、基本的に車道歩きとなります。「へんろ道」の案内板がこんな感じでガイドしてくれますので、「へんろ道」の道標を見失わないように歩いてください。
千手院のすぐ先の左側に若杉山頂へ向かう登山道の入り口があります。
ほぼ左の画像のような林道が山頂まで続きます。あとは道なりに歩けば山頂にたどり着けるでしょう。
城戸南蔵院前駅から若杉山の登山口となる千手院付近までの道順はこんな感じです。下のグーグルマップは「へんろ道」を利用せず車道を歩いた場合の道順ですが、八木山バイパスの高架をくぐり抜けてすぐ左側に「へんろ道」の標識がある地点から7番札所までの区間は車道を歩かず登山道を利用してショートカットすることも可能です。
考サイト
JR九州列車の旅
https://www.jrkyushu.co.jp/