長野街道(国道145号)を南に見下ろす岩櫃山(岩櫃城跡・931m)。
戦国時代には難攻不落と謳われた山城”岩櫃城”も築かれた天険の要害で、切り立った岩壁が特徴的な見る者を圧倒する存在感を誇る東吾妻の秀峰です。
(📷 画像は岩櫃山の岩壁。ちなみに岩櫃城は岩櫃山の岩壁の上ではなく東尾根の中腹に築かれていました。)
ちなみに岩櫃城は真田幸隆(幸村(信繁)祖父で真田昌幸の父)が武田軍として攻略したのちに真田家の重要拠点となり、その後織田の信濃攻略で追い詰められた勝頼を向かい入れる準備を整えていたことなどでも知られる歴史的にも有名な山城です。
岩櫃山(岩櫃城跡)の登山ルートは東側の平沢登山口から岩櫃城の本丸跡を経由するルートと西側の古谷登山口(「密告通り登山口」または「赤岩通り登山口」)から入山するルートが整備されていますが、岩櫃山の岩稜を中心に登りたい場合は西側の「密告通り登山口」や「赤岩通り登山口」から入山するのが一般的です。
「密告通り登山口」と「赤岩通り登山口」はJR吾妻線の郷原駅から徒歩圏内にありますので公共交通機関を利用したハイキングも特に問題ありません。
そこで今回は、岩櫃山(岩櫃城跡)の古谷登山口(「密告通り登山口」または「赤岩通り登山口」)にJR郷原駅から歩いてアクセスする方法をご紹介することにいたしましょう。
なお、今回は新宿駅発着のアクセス方法となりますので、福岡市内から新宿(東京)までのアクセス方法についてはこちらのページを参考にしてください。
▶ 福岡から東京にアクセスする方法(ジェットスター航空を使う)
ちなみに、岩櫃山(岩櫃城跡)に東側の平沢登山口から入山する場合はこちらのページを参考にしてください。
▶ 岩櫃城跡(岩櫃山)の平沢登山口に原町駅からアクセスする方法
登山口データ | |
アクセス難易度 | 😭😭😭 |
山岳名 | 岩櫃山(岩櫃城跡) |
登山口名 | 古谷登山口(赤岩通り登山口・密告通り登山口) |
最寄りバス停 | – |
最寄り駅 | 郷原駅(JR吾妻線) |
岩櫃山の古谷登山口(赤岩通り・密告通り)にアクセスする方法
~ JR吾妻線の郷原駅から歩く ~
STEP1
(新宿駅から郷原駅まで)
新宿駅からJR埼京線(川越行き)に乗車し、赤羽駅でJR高崎線(高崎行き)に、高崎駅でJR吾妻線(大前方面行き)に乗り継いで、郷原駅で下車する。
※ 運賃は2,590円。
※上記の他に新宿駅からJRの湘南新宿ライン特別快速に乗車し、高崎駅でJR吾妻線に乗り換える方法などもあります。
STEP2
(郷原駅から岩櫃山の赤岩通り・密告通り登山口まで)
郷原駅から岩櫃山(岩櫃城跡)の赤岩通り登山口または密告通り登山口まで歩く。
郷原駅から赤岩通り登山口と密告通り登山口の分岐までの道順
郷原駅でJRを下車したら、駅前の車道(国道145号線)を東に(原町方面に)歩いてください。
(※ちなみに、ここを右に進むと岩櫃城跡の平沢登山口に行けます)
赤岩通り登山口から入山する場合(赤岩・十二様登山道・潜龍院跡に行く場合)は右へ、密告通り登山口から入山する場合(密告登山道から密告神社・天狗のかけ橋と縦走する場合)は左へ進んでください。
赤岩通り登山口から登山道に入る場合
赤岩通り登山口から入山する場合は前述したT字路を右に進みましょう。
郷原駅から岩櫃山(岩櫃城跡)の赤岩通り登山口までの道順はこんな感じです。
密告通り登山口から登山道に入る場合
密告通り登山口から入山する場合は前述した突き当りのT字路を左に進みましょう。
郷原駅から岩櫃山(岩櫃城跡)の密告通り登山口までの道順はこんな感じです。