東京都の最高峰、雲取山(2017.1m)。
(📷 画像は鴨沢の集落上方にある雲取山・七ツ石山への登山道の入口。ここからいったん登山道に入り小袖まで山道を歩きます。)
古くから江戸の庶民に親しまれてきた2000m峰で、現在では関東でも有数のハイキングスポットとして知られる中級山岳です。
首都圏でも人気の山岳だけあって登山ルートも複数整備されていますが、南側の石尾根や七ツ石山を経由して登る場合は小袖地区(小袖乗越)の玄関口となる国道411号線沿いの鴨沢が登山口となります。
鴨沢までは奥多摩駅から路線バスも乗り入れていますので公共交通機関を利用したアクセスも比較的容易です。
そこで今回は、雲取山の登山口となる鴨沢(小袖)に路線バスを利用してアクセスする方法をご紹介いたしましょう。
なお、今回は新宿駅発着のアクセス方法となりますので、福岡市内から新宿(東京)までのアクセス方法についてはこちらのページを参考にしてください。
▶ 福岡から東京にアクセスする方法(ジェットスター航空を使う)
登山口データ | |
アクセス難易度 | 😭😭 |
山岳名 | 雲取山(日本百名山) |
登山口名 | 小袖乗越(小袖林道)、鴨沢 |
最寄バス停 | 鴨沢、留浦バス停(西東京バス – 丹波線・鴨沢西・留浦線) |
最寄駅 | 奥多摩駅(JR青梅線) |
新宿から雲取山の小袖乗越登山口(鴨沢)まで電車とバスでアクセスする方法
~ 奥多摩駅から路線バスに乗る ~
STEP1
(新宿駅から奥多摩駅まで)
ア)全ての路線でJRを利用する場合
新宿駅からJR中央線に乗車し、立川駅でJR青梅線に乗り継いで、終点の奥多摩駅で下車する。
※ 運賃は1,080円。
イ)京王線を利用する場合
新宿駅から京王線特急に乗車し、分部河原駅でJR南武線(立川行き)に、立川駅でJR青梅線(青梅行き)に乗り継いで、終点の奥多摩駅で下車する。
※ 運賃は1,000円(京王線区間280円、JR区間720円)。
ウ)西武電鉄を利用する場合
西武新宿駅から西武新宿特急(拝島行き)に乗車し、拝島駅でJR青梅線に乗り換えて、終点の奥多摩駅で下車する。
※ 運賃は990円(西武区間440円、JR区間550円)。
※その他、新宿駅(JR)→高田馬場(西武)→小平(西武)→拝島(JR)→奥多摩などの乗換方法もあります(1,100円)。
STEP2
(奥多摩駅から留浦または鴨沢まで)
奥多摩駅から鴨沢バス停までのバス乗車方法
奥多摩駅バス停から西東京バスの運行する「丹波」「鴨沢西」または「留浦」行き路線バスに乗車し、鴨沢または留浦で降車する。
※ 運賃は630円。
📷 奥多摩駅バス停(https://goo.gl/maps/PWO75)。
📷 鴨沢バス停(https://goo.gl/maps/d02Zw)。
📷 留浦バス停(https://goo.gl/maps/ZR2WBYf8r1C2)。
(※丹波行きまたは鴨沢西行きの路線バスに乗車できなかった場合は留浦行きの路線バスに乗車して終点の留浦から鴨沢まで歩くしかないでしょう)
⏰ 路線バスの時刻表は雲取山の登山口となるお祭(三条の湯・後山林道入口)へのアクセス方法をレポートしたこちらのページに掲載しています。
▶ 雲取山・飛竜山の登山口 お祭(三条の湯)にアクセスする方法
STEP3
(鴨沢バス停から雲取山の小袖乗越登山口まで)
1.鴨沢バス停から雲取山の小袖乗越登山口までの道順
鴨沢バス停から雲取山の登山口となる小袖乗越まで歩く。
鴨沢でバスを降車したら、バス停のすぐ横にあるT字路を右に入り、山側に坂を上ってください。
すぐ先に左側に入るところがありますので、ここで左折して左の細い道に入りましょう。
鋭角に右カーブになっているところの左側に登山道の入口がありますので…
ここからいったん小袖方面に向かう登山道に入り、小袖乗越の駐車場まで歩きましょう。
鴨沢バス停から小袖乗越に向かう登山道の入口までの道順はこんな感じです。
登山道を抜けて小袖乗越の登山者用駐車場に着いたらトイレもありますので休憩をとっておいてください。
休憩が終わったら駐車場から先に進む林道を上がります。
小袖乗越の駐車場から150mほど林道を上がったら、車道左手に登山口がありますので、ここからトレイルに入り七ツ石山や石尾根、雲取山を目指してください。
なお、小袖乗越の駐車場から雲取山の登山口まではこんな道順になります。
2.鴨沢バス停から小袖乗越の雲取山登山口までのマップ
鴨沢の登山道の入口手前に設置されていた小袖までの地図を挙げておきますので参考にしてください。
3.留浦でバスを降車した場合の鴨沢までの道順
留浦でバスを降車した場合は留浦バス停から鴨沢バス停まで徒歩で移動してください。
所畑から小袖乗越登山口にアクセスする場合
小袖登山口(小袖乗越)へは、今回ご紹介した鴨沢から登山道を歩いてアクセスする方法の他に、鴨沢の少し西側にある所畑から農道(車道)を歩いてアクセスする方法もあります。
(📷 画像は所畑バス停から小袖の登山者用駐車場に向かう農道の入口)
距離的には所畑から歩く方が近いと思いますので(※前掲した「鴨沢・小袖地区詳細図」にも表示されています)、小袖からではなく所畑からアクセスするのも良いでしょう。
なお、鴨沢から小袖まで通じている「村道鴨沢小袖1号線」は登山口ねっと!の取材時(2015年11月)の時点で土砂崩落のため通行止めとなっており(※復旧時期未定)、所畑からの農道が迂回路として指定されていましたので、マイカーでのアクセスを予定している方も、所畑からアクセスすることをお勧めします。
なお、所畑から小袖登山口までのアクセス方法についてはこちらのページを参考にしてください。
参考サイト
JR東日本
https://www.jreast.co.jp/