北摂山系の主峰として君臨する剣尾山(784m)とその尾根続きに連なる横尾山(784.9m)。
なかでも剣尾山は大阪50山や近畿百名山にも指定される名峰で、1年を通じて多くの登山者が訪れる関西でも人気のトレッキングスポットとなっています。
登山ルートは温泉施設もある能勢の郷を起点とするか、その少し下にある行者口からスタートするのが一般的で、能勢の郷の郷土館横から横尾山を目指し剣尾山に縦走するコースと行者山の行者堂から剣尾山を目指すルートに分かれます。
(📷 画像は能勢の郷にある能勢温泉の入口ゲート前。日帰り温泉も楽しめます)
能勢の郷や行者口までは本数も少ないものの(土日祝に1日2便のみ)路線バスもアクセスしていますので公共交通機関を利用した登山も不可能ではありません。
そこで今回は、剣尾山および横尾山の登山口となる能勢の郷と行者堂(行者山)に路線バスを利用してアクセスする方法をご紹介することにいたしましょう。
なお、今回は梅田(大阪駅)発着のアクセス方法となりますので、福岡市内から梅田(大阪駅)までのアクセス方法についてはこちらのページを参考にしてください。
▶ 福岡市内から大阪(梅田・新大阪)にアクセスする方法
登山口データ | |
アクセス難易度 | 😭😭 |
山岳名 | 剣尾山、横尾山、行者山 |
登山口名 | 能勢の郷、行者堂 |
最寄バス停 | 能勢の郷バス停(阪急バス・西能勢線) |
最寄駅 | 山下駅(能勢電鉄) |
剣尾山・横尾山の登山口 能勢の郷と行者堂にアクセスする方法
~ 能勢電鉄の山下駅から路線バスに乗る ~
STEP1
(梅田から山下駅まで)
阪急梅田駅から阪急宝塚線に乗車し川西能勢口駅で能勢電鉄妙見線に乗り換えて、山下駅で下車する。
※ 運賃は阪急区間が270円、能勢電鉄区間が290円。
STEP2
(山下駅前から能勢の郷まで)
山下駅前バス停から阪急バスの運行する「能勢の里[73]」行き路線バス(西能勢線)に乗車し、行者口または終点の能勢の郷で降車する。
※この路線は2021年3月で廃止されてしまったようです。現在はこのバスを利用することはできませんのでご注意ください。
※ 運賃は***円。
📷 山下駅前バス停(https://goo.gl/maps/WEnN3RKuDsyTmGEX6)。
📷 行者口バス停(https://goo.gl/maps/Ha9Qccdzk23XBn1B7)。
📷 能勢の郷バス停(https://goo.gl/maps/aWraG3Rht88Tx4PS6)。
⌚ 路線バスの時刻表はありません。
STEP3
(行者口または能勢の郷バス停から登山口まで)
能勢の郷の郷土館の横から登る場合
能勢の郷バス停から郷土館横の登山道入口まで歩く。
能勢の郷でバスを降車したら、バス停から少し車道を国道の方に戻り、能勢の郷(21世紀の森)の郷土館の方に入ってください。登山コースの入口は郷土館の横にあります。
能勢の郷の入口に案内板が設置してあるので迷子になることもないでしょう。
能勢の郷バス停周辺の位置関係はこんな感じです。
行者堂(行者山)から登る場合(行者口バス停から)
行者口バス停から行者山の行者堂まで歩く。
行者口でバスを降車したら、バス停のすぐ下にあるT字路を左に入ってください。
トイレのすぐ先の右手に行者山(行者堂)への登山口があります。
行者口バス停から行者山の行者堂側の登山口までの道順はこんな感じです。
ワンポイントアドバイス
能勢温泉の送迎バスを利用するアクセス方法
前述したように、能勢の郷まで乗り入れていた路線バスが2021年3月で廃止されてしまったため、現在は公共交通機関を利用したアクセスができません。
もっとも、能勢の郷にある「能勢温泉」が無料の送迎バスを運行していますので、能勢温泉を利用するのであれば、その送迎バスを利用してアクセスすることも可能でしょう。
念のため能勢温泉の送迎バスを紹介しておきますので参考にしてください。
なお、能勢温泉の送迎バスはあくまでも温泉利用者を対象としたものです。くれぐれもバスだけを利用して温泉を利用しないなどという詐欺的行為をしないように注意してください。
池田駅~山下駅~能勢温泉 送迎バス時刻表(2022年版) | |||
行き | |||
池田駅 | 11:10 | 14:20 | 16:20 |
山下駅 | 11:35 | 14:45 | 16:45 |
能勢温泉 | 11:55 | 15:05 | 17:05 |
帰り | |||
能勢温泉 | 10:20 | 13:30 | 15:30 |
山下駅 | 10:40 | 13:50 | 15:50 |
池田駅 | 11:05 | 14:15 | 16:15 |
⚠ 時刻表は最新のものを確認してください。 |