大阪能勢町の町並を南に見下ろす高岳(720.6m)。
登山ルートは猪名川町の猪名川不動尊や滝ノ下キャンプ場を起点とする南側からアプローチするコースが多く歩かれているようですが、東側の能勢町(大阪府)方面から登る場合は能勢町山田地区の庚申塚を起点にするコースが利用できるようです。
(📷 画像は登山口への入口となる能勢町山田の庚申塚(庚申塔)。なお、庚申塚(庚申塔)の庚申講については後述の蛇足をご覧ください。)
そこで今回は、高岳の東側の登山口となる能勢町山田の庚申塚に路線バスを利用してアクセスする方法をご紹介することにいたしましょう。
なお、今回は森下バス停発着のアクセス方法となりますので、森下バス停までのアクセス方法について近くの三草山の登山口についてレポートしたこちらのページを参考にしてください。
▶ 三草山の登山口 慈眼寺と才ノ神峠に路線バスでアクセスする方法
ちなみに、高岳の西側(兵庫県側)の登山口となる猪名川不動尊や滝の下キャンプ場方面から登る場合はこちらのページを参考にしてください。
▶ 高岳の登山口 猪名川不動尊(不動滝)にアクセスする方法
登山口データ | |
アクセス難易度 | 😭😭😭 |
山岳名 | 高岳 |
登山口名 | 能勢町山田の庚申塚 |
最寄バス停 | 森上バス停(阪急バス) |
最寄駅 | – |
高岳の登山口 能勢町山田の庚申塚にアクセスする方法
~ 阪急バスの森下バス停から歩く ~
STEP1
(森上バス停から能勢町山田の庚申塚まで)
森下バス停から登山口となる山田地区の庚申塚まで歩く。
森上でバスを降車したら、バス停の北側のT字路(信号がある)を左折し、県道602号線を西に進んでください。
バス停から2kmほど歩き、山田地区の鳥居のところ(大原神社前)に着いたら右の脇道に入りましょう。
分岐のようなところもありますが、道なりに直進です。
そのすぐ右側に庚申塚があります。
あとは道なりに真っ直ぐ進んでください。
森下バス停から能勢町山田の庚申塚までの道順はこんな感じです。
蛇足
庚申塚(庚申塔)とは?
ちなみに庚申塚(庚申塔)とは人間の体内には三尺という虫がいて、その虫が庚申の日[庚(かのえ)と申(さる)が重なる日]の夜に寝ている人の体内から抜け出て天に昇りその人の悪事を報告に行くと信じられていたこと(庚申信仰)から、庚申の夜は近隣の集落から人々が集って宴を催したりして夜通し寝ずに過ごすという風習(庚申講)があり、その人々が集う場所に設けられていた塚(塔)が庚申塚(庚申塔)と呼ばれているそうです。
余談ですが、庚申講は男女の出会いの場にもなっていたという話も聞いたことがあります。