雁坂峠(1190m)の南に位置する笠取山(1953m)と唐松尾山(2109.2m)。
笠取山と唐松尾山の登山ルートはいくつかあるようですが、南側の山梨県方面からアプローチする場合は、南山麓の一之瀬地区に整備された林道一ノ瀬線の作場平にある登山者用駐車場(作場平橋・作場平口)から笠取山に直登するコースか、作場平の東方に位置する三之瀬の林道から七ツ石尾根を経由して唐松尾山に登るコースをピストンでまたは周回ルートで登るのが一般的なようです。
(📷 画像は林道一ノ瀬線の作場平にある笠取山の登山口)
笠取山および唐松尾山の登山コースの起点となる林道一ノ瀬線の作場平に直接乗り入れている路線バスはありませんのでアクセスにはマイカーを利用するのが基本ですが、国道411号線の落合までは本数は少ないものの路線バスも乗り入れていますので、落合のバス停から7kmほどの車道歩きを甘受できるというのであれば公共交通機関を利用したアクセスも不可能ではありません。
そこで今回は、笠取山と唐松尾山の登山口となる林道一ノ瀬線の作場平に路線バスを利用してアクセスする方法をご紹介することにいたしましょう。
なお、今回は東京(新宿)発着のアクセス方法となりますので、福岡から東京(新宿)までのアクセス方法についてはこちらのページを参考にしてください。
▶ 福岡から東京にアクセスする方法(ジェットスター航空を使う)
登山口データ | |
アクセス難易度 | 😭😭😭😭 |
山岳名 | 笠取山、唐松尾山 |
登山口名 | 作場平(作場平駐車場)、林道一ノ瀬線 |
最寄りバス停 | 落合バス停(山梨交通:大菩薩峠登山口線) |
最寄り駅 | – |
笠取山・唐松尾山の登山口 作場平に落合からアクセスする方法
~ 塩屋駅から路線バスに乗車し、落合バス停から歩く ~
STEP1
(新宿駅から塩山駅まで)
新宿駅から京王線準特急(京王八王子方面行き)に乗車し、北野駅で京王高尾線に乗り継ぎ(※直通あり)、高尾駅でJR中央本線(下り:甲府方面)に乗り換えて、塩山駅で下車する。
※ 運賃は1,500円(新宿~高尾360円、高尾~塩山1,140円)※新宿駅からJR線だけを乗り継ぐ場合(高尾まで中央線、高尾以降は中央本線)は2,270円。
※ なお、甲府駅まで高速バスで移動してJR線で塩屋駅までアクセスする場合はこちらのページを参考にしてください。
▶ 甲府・竜王に東京・名古屋・大阪からバスでアクセスする方法
STEP2
(塩山駅から落合まで)
塩山駅(南口)から甲州市の運行する「大菩薩峠登山口(落合)」行き市民バス(大菩薩峠五山口線※山梨交通に運行委託)に乗車し、終点の「落合」で降車する。
※ 市民バスの運賃は一乗車につき300円。
※落合周辺は自由乗降区間のため後述する鶏冠山の入口前でバスを乗降することも可能です。
⏰ 路線バスの時刻表はこちらのページに掲載したものを参考にしてください。
▶ 大菩薩嶺の登山口 丸川峠分岐と千石茶屋にアクセスする方法
STEP3
(落合から作場平駐車場まで)
落合バス停から笠取山の登山口となる作場平の駐車場まで歩く。
落合バス停から笠松山の登山口となる作場平の駐車場までの道順はこんな感じです。
ワンポイントアドバイス
奥多摩湖経由で丹波からアプローチする場合
登山口となる作場平には上記でご紹介した山梨県の甲州市方面からアプローチする方法の他に、奥多摩湖から丹波を経由してアプローチする事も可能です。
奥多摩方面からアプローチする場合は丹波から落合までの路線バスがないことから丹波バス停から長距離(約17km)の徒歩移動が必要となりますが、念のため以下では奥多摩経由でアクセスする場合の乗換方法をご紹介しておきます。
なお、ここでは奥多摩駅からのアクセス方法をご紹介しますので、新宿から奥多摩駅までのアクセス方法についてはこちらのページを参考にしてください。
▶ 雲取山・飛竜山の登山口 お祭(三条の湯)にアクセスする方法
Step1
(奥多摩駅から丹波まで)
奥多摩駅ばすのりばから西東京バスの運行する「丹波」行き路線バス乗車し、終点の「丹波」で降車する。
※ 運賃は1,010円。
※丹波方面行きは2番のりばから乗車。
⏰ 路線バスの時刻表はこちらのページに掲載したものを参考にしてください。
▶ 雲取山・飛竜山の登山口 お祭(三条の湯)にアクセスする方法
Step2
(丹波から作場平まで)
丹波バス停から作場平の駐車場まで歩く。
丹波バス停から作場平の登山口までの道順はこんな感じです。
参考サイト
京王線
https://www.keio.co.jp/train/
JR東日本
https://www.jreast.co.jp/
甲州市
https://www.city.koshu.yamanashi.jp/