大菩薩峠に南にそびえる小金沢連嶺(1987.6m)。
北の石丸峠から南の湯ノ沢峠まで、小金沢山、牛奥ノ厳ヶ腹摺山、黒岳と連なる稜線の山々の総称で、その雄大な縦走路と展望豊かなトレイルが、山梨のみならず東京近郊の登山愛好家にも古くから親しまれている甲斐の秀峰として知られています。
南北に延びた小金沢連嶺の登山ルートは北側の石丸峠から南下するコースと、湯ノ沢峠から北上するコースをピストンで、もしくは縦走ルートで登るのが一般的なようです。
このうち、小金沢連嶺の南側、湯ノ沢峠から小金沢連嶺のトレイルに入る場合には湯ノ沢峠まで車道が通じていることから湯ノ沢峠の駐車場が小金沢連嶺の登山口となります。
(📷 画像は県道218号線のやまと天目山温泉のすぐ近くにある湯ノ沢峠に向かう林道の入口)
湯ノ沢峠の駐車場に直接アクセスする路線バスはありませんので公共交通機関を利用したアプローチは簡単ではありませんが、湯ノ沢峠の駐車場から5kmほど南にある「やまと天目山温泉」までは県道218号線を上日川峠に向かう路線バスが乗り入れていますので公共交通機関をアクセスもそれほど難易度は高くありません。
そこで今回は、小金沢連嶺の南側の登山口となる湯ノ沢峠の駐車場(および「やまと天目山温泉」)に路線バスを利用してアクセスする方法をご紹介することにいたしましょう。
なお、今回は東京(新宿)発着のアクセス方法となりますので、福岡から東京(新宿)までのアクセス方法についてはこちらのページを参考にしてください。
▶ 福岡から東京にアクセスする方法(ジェットスター航空を使う)
ちなみに、小金沢連嶺に北側の小屋平から石丸峠を経由してアプローチする場合はこちらのページを参考にしてください。
▶ 小金沢連嶺(石丸峠)の登山口 小屋平にバスでアクセスする方法
登山口データ | |
アクセス難易度 | 😭😭😭 |
山岳名 | 小金沢連嶺(こがねさわれんれい) |
登山口名 | 湯ノ沢峠、やまと天目山温泉 |
最寄りバス停 | やまと天目山温泉バス停(栄和交通:大菩薩上日川峠線) |
最寄り駅 | 甲斐大和駅(JR中央本線) |
小金沢連嶺の登山口 湯ノ沢峠にバスでアクセスする方法
~ 甲斐大和駅から路線バスに乗車し、やまと天目山温泉から歩く ~
STEP1
(新宿から甲斐大和駅まで)
新宿駅から京王線準特急(京王八王子方面行き)に乗車し、北野駅で京王高尾線に乗り継ぎ(※直通あり)、高尾駅でJR中央本線(下り:甲府方面)に乗り換えて、甲斐大和駅で下車する。
※ 運賃は1,330円(新宿~高尾360円、高尾~甲斐大和970円)。
※ なお、甲府駅まで高速バスで移動しJR線で甲斐大和駅までアクセスする場合はこちらのページを参考にしてください。
▶ 甲府・竜王に東京・名古屋・大阪からバスでアクセスする方法
STEP2
(甲斐大和駅からやまと天目山温泉まで)
甲斐大和駅バスのりばから甲州市の運行する市民バス(※栄和交通に運行委託)の「上日川峠(大菩薩)」行き(大菩薩上日川峠線)に乗車し、「やまと天目山温泉」で降車する。
※ 運賃は300円。
📷 甲斐大和駅バスのりば(https://goo.gl/maps/QruqQCUv2JU2)。
📷 やまと天目山温泉バス停(https://goo.gl/maps/BTYpZcf3CP52)。
⏰ 路線バスの時刻表はこちらのページに掲載したものを参考にしてください。
STEP3
(やまと天目山温泉から湯ノ沢峠まで)
やまと天目山温泉から小金沢連嶺の登山口となる湯ノ沢峠まで歩く。
やまと天目山温泉でバスを降車したら、バス停前を通る県道218号線を上日川峠の方に上がってください。
200mほど上がると右手に林道の入口がありますので、ここから林道に入り林道の途中から湯ノ沢峠に向かうトレイルに入ってください。
やまと天目山温泉バス停から小金沢連嶺の登山口となる湯ノ沢峠までの道順はこんな感じです(※グーグルマップの都合上、湯ノ沢峠の駐車場の手前までの道順。
参考サイト
京王線
https://www.keio.co.jp/train/
JR東日本
https://www.jreast.co.jp/