日本百名山に数えられる弥山(1895m)と八経ヶ岳(1914.9m)。
紀伊半島の盟主、大峰山(山上ヶ岳・稲村ヶ岳・八経ヶ岳)の一角をなす山岳で、古くから大峯奥馳道の修験の山として歩かれてきた霊峰として知られています。
修験道の修行の場だけあって、鎖場の連続する登山コースは圧巻。登りごたえのある登山スポットとして多くの登山者を魅了し続けています。
古来から栄えた山岳だけあって登山ルートも複数あるようですが、北側からアプローチする場合は天川川合から栃尾辻を経由して弥山に至るルートが多く歩かれているようです。
(📷 画像は天川川合バス停からほど近い場所にある弥山の栃尾辻コースの登山口の登山道入口)
天川川合から栃尾辻を経由するルートの登山口へのアクセスは自家用車があると便利ですが、天川川合までは本数は少ないものの路線バスも乗り入れていますので公共交通機関を利用したハイキングも不可能ではありません。
そこで今回は、弥山と八経ヶ岳の栃尾辻コースの登山口に路線バスを利用してアクセスする方法をご紹介することにいたしましょう。
なお、今回は大阪・梅田発着のアクセス方法となりますので、福岡市内から梅田までのアクセス方法についてはこちらのページを参考にしてください。
▶ 福岡市内から大阪(梅田・新大阪)にアクセスする方法
ちなみに、八経ヶ岳と弥山に熊渡から滝見平を経由するルートで登る場合はこちらのページを参考にしてください。
▶ 八経ヶ岳・弥山の登山口 熊渡にアクセスする方法
登山口データ | |
アクセス難易度 | 😭😭 |
山岳名 | 弥山、八経ヶ岳(日本百名山) |
登山口名 | 栃尾辻・弥山コース登山口 |
最寄バス停 | 天川川合バス停(奈良交通 – 洞川温泉線・中庵住線) |
最寄駅 | – |
弥山・八経ヶ岳の登山口(栃尾辻コース)にアクセスする方法
~ 近鉄下市口駅から路線バスに乗る ~
STEP1
(梅田から下市口駅まで)
大阪駅からJR環状線(京橋方面)に乗車し、天王寺駅(阿倍野橋駅)で近鉄大阪線に乗り換え、橿原神宮前で近鉄吉野線に乗り継いで(※直通有り)、下市口駅で下車する。
※ 運賃は1,130円(JR区間200円、近鉄区間930円)。
STEP2
(下市口駅から天川川合まで)
下市口駅(駅前バス停)バス停から奈良交通の運行する「洞川温泉[2]」または「中庵住[7]」行き路線バスに乗車し、天川川合で降車する。
※ 運賃は1,130円。
📷 下市口駅バス停(https://goo.gl/maps/fYsPWDuaHjT2)。
※下市口駅のバス停は「駅前バス停」と「東のりばバス停」の2カ所がありますが、洞川温泉および中庵住行きの路線バスは「駅前バス停」からの乗車となりますので注意してください。
📷 天川川合バス停(https://goo.gl/maps/F5SDj)。
⌚ 路線バスの時刻表は行者還岳の登山口へのアクセス方法をレポートしたこちらのページに掲載しています。
▶ 行者還岳の登山口(行者還トンネル西口)にアクセスする方法
STEP3
(天川川合バス停から栃尾辻コースの登山口まで)
天川川合バス停から八経ヶ岳および弥山の栃尾辻コースの登山口まで歩く。
天川川合バスを降車したら、バス停前の車道を南に進み(坂を下る)、国道309号線とのT字路を右に(県道53号線の方に)進んでください。
道なりに車道を直進し、民家の前で突き当たったら右折してください。
天川川合バス停から沢谷の登山口までの道順はこんな感じです(グーグルマップの都合上、民家に突き当たったところまでの道順)。
ワンポイントアドバイス
弥山小屋の予約について
弥山山頂にある弥山小屋で宿泊する場合は、事前予約がないと食事が出せないらしいのでご注意ください。
参考サイト
JRおでかけネット
https://www.jr-odekake.net/