地蔵岳・東屋岳の国道425号線沿いの登山口にアクセスする方法

大峰山脈の南端に佇む地蔵岳（1250m）と東屋岳（1230m）。

修験の道として歩かれた古道、大峯奥馳道（おおみねおくがけみち）の行程上に連なる、熊野の霊峰です。

登山ルートはいくつかあるようですが、西側の国道425号線側から直登する場合には、国道425号線沿いにある登山道の入口から入山することが可能です。

（📷 画像は国道425号線沿いにある地蔵岳と東屋岳の登山道入口。マイナールートで登山口を示す道標も見つけづらいため、通り過ぎないように注意が必要です。）

登山口に直接アクセスする路線バスはありませんが、登山道の入口から国道を８ｋｍほど下ったところにある２１世紀の森森林植物公園の入口までは十津川村の村営バスも運行されていますので、公共交通機関を利用したハイキングも不可能とは言えません。

そこで今回は、地蔵岳と東屋岳の国道425号線沿いの登山口に十津川村の村営バスを利用してアクセスする方法をご紹介いたしましょう。

なお、今回は大阪・梅田発着のアクセス方法となりますので、福岡市内から梅田までのアクセス方法についてはこちらのページを参考にしてください。
▶ 福岡市内から大阪（梅田・新大阪）にアクセスする方法

ちなみに、地蔵岳や笠松山周辺の大峰奥馳道にその他の登山口から入山する場合はこちらのページを参考にしてください。

登山コース	該当ページへのリンク
上葛川から玉置山へ	玉置山の登山口（上葛川側）にバスでアクセスする方法
上葛川から笠捨山へ	笠捨山・蛇崩山（奥馳道）の登山口上葛川にアクセスする方法
森林植物公園から	大峯奥馳道の登山口 21世紀森林植物公園にアクセスする方法
白谷トンネル東側から	笠捨山・行仙岳の登山口白谷トンネル東口にアクセスする方法
折立から玉置山へ	玉置山の登山口折立にバスでアクセスする方法

登山口データ
アクセス難易度	😭😭😭😭😭
山岳名	地蔵岳、東屋岳
登山口名	地蔵岳・東屋岳登山道入口
最寄バス停	森林植物公園口バス停（十津川村村営バス）
最寄駅	–

地蔵岳・東屋岳の国道425号線沿いの登山口にアクセスする方法

~ 十津川村役場で村営バスに乗り換える ~

ＳＴＥＰ１
（梅田から五条駅まで）

大阪駅からＪＲ環状線（京橋方面）に乗車し、鶴橋駅で近鉄大阪線に乗り換え、大和高田駅（高田駅）でＪＲ和歌山線に乗り換えて、五条駅で下車する。

※ 運賃の合計は1,190円（鶴橋までの運賃は180円、大和高田まで500円、五条まで510円）。

📷 ＪＲ五条駅。

ＳＴＥＰ２
（五条駅から十津川村役場まで）

五條駅バス停（南口・南方面のりば）から奈良交通の運行する「十津川」または「新宮駅」行き路線バスに乗車し、十津川村役場で降車する。

※ 運賃は2,400円。

📷 五條駅（南口）バス停（https://goo.gl/maps/JcdSf）。

※十津川・新宮駅行き路線バスは、駅南口の南方面のりばから乗車してください。

📷 十津川村役場バス停（https://goo.gl/maps/62KMo）。

⌚ 路線バスの時刻表はこちらのページに掲載したものを参考にしてください。

▶ 熊野本宮大社（熊野古道）に路線バスでアクセスする方法

ＳＴＥＰ３
（十津川村役場から森林植物公園口まで）

十津川村役場バス停から十津川村の運行する村営バスの「瀞八丁行き（瀞八丁・大野線）」に乗車し、森林植物公園口で降車する。

※ 運賃は600円。

📷 十津川村役場バス停（https://goo.gl/maps/62KMo）。

📷 森林植物公園口バス停（https://goo.gl/maps/sm4LkQbTxKT2）

⌚ 村営バスの時刻表は、笠捨山・蛇崩山・奥馳道の登山口へのアクセス方法をレポートしたこちらのページに掲載したものを参考にしてください。

▶ 笠捨山・蛇崩山（奥馳道）の登山口上葛川にアクセスする方法

ＳＴＥＰ３
（森林植物公園口バス停から国道425号線沿いにある地蔵岳・東屋岳の登山口まで）

森林植物公園口バス停から国道425号線沿いにある地蔵岳と東屋岳の登山口まで歩く。

森林植物公園口でバスを降車したら、バス停前の国道425号線を下北山村の方向に進んでください（車道をそのまま上って行きます※玉置神社の方向に行かないでください）

国道425号線を８ｋｍほど道なりに上ったら、国道の右側に地蔵岳と東屋岳の登山道入口があります。

（※駐車場はありませんが、国道の所々の路肩に駐車するスペースがありますので、マイカーでアクセスするのも問題ないかと思います）

森林植物公園口バス停から国道425号線沿いの地蔵岳・東屋岳の登山口までの道順はこんな感じです。

※ ただし、今回ご紹介したアクセス方法は、徒歩移動の距離が８ｋｍを超えているため（終始上り坂なので徒歩の場合は予想以上に時間がかかります）現実的には公共交通機関を利用したアクセスは難しいと思いますので、アクセスにはマイカーを利用する方が良いでしょう（※登山口周辺の路肩に駐車スペースはいくつもあるのでマイカー利用は問題ありません）。