中摩村を統治した中間氏がその名の由来ともいわれる中摩殿畑山(991.1m)。
耶馬渓の山域に含まれる中級山岳で、北部九州のハイキング愛好家に長年親しまれてきた山深い山岳です。
中摩殿畑山の登山ルートはいくつかあるようですが、メインルートとして歩かれているのが中津市の山間に位置する岩伏地区から入山する登山コースです。
このルートは、登山口から少し外れたところに耶馬渓最後の秘境(?)として人気急上昇中(?)の「天の岩戸」と「仙人峡(西京橋)」があることでも知られる比較的ポピュラーなコースです。
(📷 画像は仙人峡(西京橋))
中摩殿畑山へのアクセスはマイカーかレンタカーが便利ですが、路線バスと中津市のコミュニティーバスを乗り継ぐ方法をとれば公共交通機関を利用したハイキングも不可能ではありません。
そこで今回は、そんな秘境とも呼べる中摩殿畑山の登山口にアクセスする方法をご紹介することにいたしましょう。
なお、今回は日田駅からのアクセス方法となりますので、福岡市内から日田駅までのアクセスについてはこちらのページを参考にしてください。
▶ 桧原山の登山口 正平寺と千本桂にアクセスする方法※日田発着
登山口データ | |
アクセス難易度 | 😭😭😭 |
山岳名 | 中摩殿畑山、天の岩戸、仙人峡(西京橋) |
登山口名 | 岩伏地区中摩殿畑山登山道入口 |
最寄バス停 | 岩伏バス停 |
最寄駅 | – |
中摩殿畑山と天の岩戸・仙人峡の登山口にアクセスする方法
~ 日田バス停から路線バスに乗車し、花房橋で乗り換える ~
STEP1
(日田駅から花房橋まで)
日田バス停から大交北部バスの中津駅行き路線バスに乗車し、花房橋で降車する。
※ 運賃は710円。
📷 日田バス停(https://goo.gl/maps/Kya4HuGmwYM2)※画像はありません。
⌚ 日田バス停から花房橋までの路線バスの時刻表はこちらのページに掲載したものを参考にしてください。
▶ 桧原山の登山口 正平寺と千本桂にアクセスする方法※日田発着
STEP2
(花房橋バス停から岩伏まで)
花房橋バス停から中津市のコミュニティバス「中津市山国バス」の「市平・奥谷線」に乗車し、岩伏で降車する。
※中津市山国バスの「市平・奥谷線」は火曜および金曜日のみの運行です。他の曜日は運行されていませんのでご注意ください。
※ 中津市山国バスの運賃は全区間100円。
📷 花房橋バス停(https://goo.gl/maps/LvJzWHKnoqj)。
📷 岩伏バス停(https://goo.gl/maps/jyW2y45TQeG2)。
⌚ 花房橋から岩伏までのコミュニティバスの時刻表を作りましたので参考にしてください。
花房橋~岩伏 バス時刻表(※2022年版) | ||
火金のみ運行 | ||
花房橋 | 09:34 | 12:34 |
岩伏 | 09:50 | 12:50 |
⚠ 時刻表は最新のものを確認してください。 |
⌚ 帰りの時刻表はこちらです。
岩伏~花房橋 バス時刻表(※2022年版) | ||
火金のみ運行 | ||
岩伏 | 09:50 | 12:50 |
花房橋 | 10:21 | 13:21 |
⚠ 時刻表は最新のものを確認してください。 |
STEP3
(岩伏バス停から中摩殿畑山の登山口まで)
岩伏バス停から中摩殿畑山の登山口まで歩く。
岩伏バス停でバスを降車したら、そのまま道なりに坂を上ってください。
岩伏バス停から中摩殿畑山の登山口までの道順はこんな感じです
ワンポイントアドバイス
秘境「天の岩戸」「仙人峡(西京橋)」への道順について
岩伏バス停から少し坂を下ったところに、天の岩戸・西京橋に続く登山道の入り口があります。
(※ここに10台程度駐車可能な駐車スペースも設けられています)
登山道の入口から左側(バス停から下ってくると右側)に進むと川がありますので渡渉して対岸に上ってください。
川を渡ったらそのまま直進しましょう。
コンクリートで舗装された坂道を100mほど上がると…
石が滑りますので注意して登りましょう。
この砂防ダムの左上に紛らわしい標識が立っていますが、この標識の右側の小さな谷は絶対に登らないでください。
この谷を上っても何もないし、滑って落ちたら大怪我します。
天の岩戸はこのすぐ右上です。仙人峡(西京橋)は天岩戸の20mほど左上にあります。
なお、岩伏バス停から天の岩戸・西京橋に続く登山道の入り口までの道順はこんな感じです。
参考サイト
JR九州
https://www.jrkyushu.co.jp/
大分交通
https://www.oitakotsu.co.jp/
※大交北部バスの時刻表も検索できます。
九州のバス時刻表
http://qbus.jp/time/