今回は長崎番所跡を出発し、手向山に向かいます。
画像は、今回の目的地となる手向山(たむけやま)山頂から見る関門海峡。
今回の見どころ・・・手向山、宮本武蔵の碑、手向山砲台跡、宮本家代々の墓
【龍馬をゆく】
大里宿の長崎番所跡から手向山まで
(門司往還)
大里宿の長崎番所跡や街道松のある赤レンガ倉庫前を出発し、街道(門司往還)を南に進みましょう。
かつての街道も、今では小洒落た洋風のストリートに変貌を遂げています。
500mほど歩くと信号のある交差点に到着。
長崎街道(門司往還)はここを直進するのですが、小腹が空いたので小休止します。
すぐ右手に、店舗内にテーブルとイスが置かれてあるミニストップがあったので肉まんでエナジー補給しました。
休憩もほどほどにして先を急ぎましょう。
ここから先は、赤レンガ倉庫付近とはうって変わって狭い路地となります。
道路の表面には地図が埋め込まれていました。
戸ノ上山から上る朝日がまぶしい。
町工場の連なる長崎街道を無言のまま南下します。
小さな橋を渡り、高架をくぐって少し進むと「行き止まり」の標識が・・・(ちなみに正面に見えるのが手向山(たむけやま))
長崎街道はこの先でJRの敷地となっており、現在は通行できないようです。
仕方がないので左折してJRの高架をくぐり、線路の向こう側に行きましょう。
ガード下を出て道なりに歩き、T字路に出たら右折。
すぐ先で国道3号線にぶち当たるので右折して3号線に出ましょう。
300mほど国道を直進すると手向山公園東の信号に到着。
街道はこのまま直進なのですが、手向山に立ち寄りたいのでここで左折します(ちなみに画像のバス停は西鉄バスの手向山トンネル口バス停で、前方の小さな山が手向山)。
急な坂道を100mほど上ったところで右側の脇道に入りましょう。
10分ほどで山頂に到着。山頂には展望台やトイレがあります。
山頂からの眺めはこんな感じ。
山頂には、宮本伊織が建立した剣豪宮本武蔵の石碑があります(1634年建立・宮本伊織は武蔵の養子)。
ちなみに手向山には海峡防衛のため砲台も設けられていました。
一通り見学したら、山の西側の遊歩道を通って下山しましょう。
適当に山を下ると右手に石碑が建てられている場所がありました。
ここは宮本伊織など、宮本家代々の墓。
本来はこちら側が手向山公園の正面入口となります。
手向山に別れを告げて国道3号線に戻ります。
手向山公園入口の信号に着いたら左折して国道に出ましょう。
ちなみに、すぐそばに西鉄バスの手向山バス停がありました。
長くなったので今回の旅はここまでにしておきます。
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前回の記事はこちら≫ | 【竜馬をゆく】長崎街道 大里宿の本陣跡から長崎番所跡まで |
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街道まっぷ
今回歩いた道順はこんな感じです。
街道ぷっ知識
門司往還ってなぁに?
小倉城下の常盤橋から門司の大里宿までの街道を「門司往還」といいます。
門司往還は山陽道へ続く街道として古くから利用されていましたが、大里宿に長崎奉行所(幕府)の番所が置かれて以降は長崎街道の一部としてさらに多くの旅人が通るようになりました。